「光」を含むことわざ

全16件

阿弥陀も銭で光る
あみだもぜにでひかる
金の力は絶大だというたとえ。阿弥陀仏の御利益も供える金の多少に影響されるということから。「阿弥陀の光も銭次第」ともいう。
一寸の光陰軽んずべからず
いっすんのこういんかろんずべからず
ほんのわずかな時間でも無駄にしてはいけないということ。「光陰」は月日、時間の意。
牛に引かれて善光寺参り
うしにひかれてぜんこうじまいり
人に連れられてある場所へ出かけて行くこと。また、自分の意思からではなく他人の誘いによって、よい方に導かれることのたとえ。善光寺の近くに住んでいた不信心な老婆が、さらしていた布を角にひっかけて走り出した牛を追いかけて善光寺に着き、それが縁で信仰するようになったという故事から。
親の光は七光り
おやのひかりはななひかり
親の地位や名声のおかげで、子どもが恩恵を受け得をすること。
金の光は阿弥陀ほど
かねのひかりはあみだほど
金の力が絶大であることのたとえ。金銭は阿弥陀如来の威光にも匹敵するという意から。
金の光は七光
かねのひかりはななひかり
金持ちの威光が広く及ぶようす。「七光り」は親などの威光で利益を受けること。
眼光紙背に徹す
がんこう しはいにてっす
書物の表面上の意味だけでなく、背後にある真意をも読み取ることのたとえ。読解力が鋭いことのたとえ。紙の裏まで見通すという意から。「眼光紙背に徹る」ともいう。
光陰矢の如し
こういん やのごとし
月日が経つのが早いことのたとえ。「光」は日、「陰」は月の意。月日は、矢が飛ぶようにあっという間に過ぎ去るという意から。
光陰に関守なし
こういんにせきもりなし
月日がとどまることなく、過ぎていくことのたとえ。「光」は日、「陰」は月、「関守」は関所の番人の意。月日は、流れていくことを止める番人などいないのだから、早く過ぎ去っていくという意から。
後光より台座が高くつく
ごこうよりだいざがたかくつく
ものごとは、目立たない基礎の部分に案外お金がかかるというたとえ。仏像は人目につく光背より、目立たない台座のほうが費用がかかるという意から。
使っている鍬は光る
つかっているくわはひかる
いつも努力を忘れない人は、生き生きとして見えるというたとえ。いつも使っている鍬は錆びずに光っていることから。
灯滅せんとして光を増す
とうめっせんとしてひかりをます
病人が死ぬ間際に一時的に回復したり、物事が滅びる前に一時勢いを盛り返すことのとえ。灯火が消える直前に明るく輝くことから。
日光を見ずして結構と言うな
にっこうをみずしてけっこうというな
日光東照宮のすばらしさを称えた言葉。日光東照宮を見ないうちは「結構」という褒め言葉を使うなということ。「日光」と「結構」を語呂合わせした言葉。
光を和らげ塵に同ず
ひかりをやわらげちりにどうず
才能や学徳を隠して、俗世で目立たないように暮らすこと。また、仏や菩薩が衆生を救うために、本来の姿を隠して、塵のような俗世に現れること。「和光同塵」ともいう。
光るほど鳴らぬ
ひかるほどならぬ
口うるさい人は案外怖くないということ。また、口で偉そうに言うものにかぎって意外に弱いということ。稲光がすごいわりには雷鳴が小さいという意から。
瑠璃も玻璃も照らせば光る
るりもはりもてらせばひかる
すぐれた才能や素質を持つ者は、どこにいても際立つというたとえ。また、そういう者は活用次第で能力を存分に発揮するということ。「瑠璃」は青色の宝玉、「玻璃」は水晶のことで、他の物に混じっても光を当てればどちらも美しく輝くという意から。