「夢」を含むことわざ
全21件
一炊の夢
いっすいのゆめ
人生の浮き沈みが夢のようにはかないことのたとえ。昔、中国の邯鄲(かんたん)で盧生という青年が、道士から枕を借りて眠り、富貴を極めた自分の一生の夢を見たが、目が覚めてみると、炊きかけの黄粱がまだ煮えきらない、短い時間であったという故事から。
浮世は夢
うきよはゆめ
この世はまるで夢のようにはかなく短いものであるということ。
往時渺茫としてすべて夢に似たり
おうじびょうぼうとしてすべてゆめににたり
過ぎ去った昔の事はもうはるかかなたの事で、とりとめがなく、まるで夢のように思えるということ。「往時」は過ぎ去った昔のこと。「渺茫」は遠くはるかで果てしないさま。
槐安の夢
かいあんのゆめ
「南柯の夢」ともいう。はかない夢、むなしくはかない事のたとえ。
邯鄲の夢
かんたんのゆめ
人生の栄枯盛衰が夢のようにはかないことのたとえ。昔、中国の邯鄲で盧生という青年が、道士から枕を借りて眠り、栄華を極めた自分の一生の夢を見たが、目が覚めてみると、炊きかけの黄粱がまだ煮えきらない、わずかな時間であったという故事から。
京の夢大阪の夢
きょうのゆめ おおさかのゆめ
京都の夢がふっと大阪に変わるように夢はとりとめのないものだということ。また、夢では大阪のことも京都のこともたやすく見られるように、夢でなら様々な願望が叶うものだということ。 夢の話や夢のような話をする前に唱える言葉。江戸いろはがるたの最後の句。
黄梁一炊の夢
こうりょういっすいのゆめ
人生が夢のようにはかないことのたとえ。昔、中国の邯鄲で盧生という青年が、道士から借りた枕で眠り、栄華を極めた自分の一生の夢を見たが、目が覚めてみると、炊きかけの黄粱がまだ煮えきらない、わずかな時間であったという故事から。
胡蝶の夢
こちょうのゆめ
夢と現実の世界との区別がつかなくなるたとえ。また、人生が夢のようにはかないことのたとえ。「胡蝶」は蝶の美称。昔、荘子が蝶になった夢を見たが、目が覚めるともとのままの自分で、自分が夢の中で蝶になったのか、それとも夢の中の蝶が自分になったのか、わからなくなったという故事から。
聖人に夢なし
せいじんにゆめなし
聖人は邪念にとらわれることもないので、夢を見る事もなく心安らかに安眠できるということ。
痴人の前に夢を説く
ちじんのまえにゆめをとく
このうえなく馬鹿げたことをするたとえ。愚かな人にとりとめない夢の話を説き聞かせる意から。
南柯の夢
なんかのゆめ
「槐安の夢」ともいう。はかない夢、むなしくはかない事のたとえ。
巫山の夢
ふざんのゆめ
男女が夢の中で情交を結ぶこと。また、男女の情愛が細やかなことのたとえ。中国楚の懐王が、昼寝の夢の中で巫山という山の神女と契ったという故事から。「巫山の雨」「巫山の雲雨」「朝雲暮雨」ともいう。
浮生夢の如し
ふせいゆめのごとし
人生はまるで夢のように短くはかないものだということ。
夢寐にも忘れない
むびにもわすれない
ほんのわずかな間も忘れないということ。「寐」は眠る意。眠って夢を見ている間も忘れないという意から。
夢に牡丹餅
ゆめにぼたもち
夢ではないかと思うような幸運が舞い込むことのたとえ。「夢に餅」「夢に餅食う」ともいう。
夢の浮橋
ゆめのうきはし
夢のこと。また、世間が頼りなく渡りにくいこと、はかないことのたとえ。「浮橋」は水上に筏や舟を並べて、その上に板を渡した橋のこと。
夢のまた夢
ゆめのまたゆめ
非常にはかないこと。また、到底実現しそうにないこと。夢の中でみる夢という意から。「夢の夢」ともいう。
夢は五臓の患い
ゆめはごぞうのわずらい
夢を見るのは五臓(肝臓・心臓・脾臓・肺臓・腎臓)が疲れているのが原因だということ。「夢は五臓の疲れ」ともいう。
夢は逆夢
ゆめはさかゆめ
夢と現実に起こることは逆であるから、たとえ悪い夢を見ても気にすることはないということ。「夢は逆実」ともいう。
夢枕に立つ
ゆめまくらにたつ
夢の中に神仏や死んだ人の霊が現れて、物事を告げ知らせること。「夢枕」は夢を見ている人の枕元。
盧生の夢
ろせいのゆめ
人生の栄枯盛衰がはかないことのたとえ。昔、中国の邯鄲で盧生という青年が、道士から枕を借りて眠り、富貴を極めた自分の一生の夢を見たが、目が覚めてみると、炊きかけの黄梁がまだ煮えきらない、ごく短い時間であったという故事から。