「杯」を含むことわざ
全9件
阿呆の三杯汁
あほうのさんばいじる
何杯も汁のおかわりをする作法知らずをあざけっていう言葉。また、愚か者にかぎって大食をすることのたとえ。「馬鹿の三杯汁」ともいう。
居候三杯目にはそっと出し
いそうろう さんばいめにはそっとだし
他人の家に世話になっている者は、食事の時も遠慮がちに三杯目のお代わりをするということ。居候の肩身のせまさを詠んだ川柳から。
いやいや三杯
いやいやさんばい
口先だけの遠慮のこと。口では辞退して、勧められれば何杯でも飲むこと。「いやいや三杯十三杯」「いやいや三杯、逃げ逃げ五杯」などともいう。
大鍋の底は撫でても三杯
おおなべのそこはなでてもさんばい
規模が大きいものは、なにもかにも大きくたいしたものだというたとえ。大きな鍋は底に残ったものを集めても碗に三杯分はあるという意から。
駆けつけ三杯
かけつけさんばい
酒の席に遅れて来た人に、罰として続けざまに三杯の酒を飲ませること。
客人一杯手八杯
きゃくじんいっぱいてはちはい
客に酒を一杯すすめる間に、主人が手酌で酒を八杯飲むということ。酒好きの人が客にかこつけて酒を飲むことにもいう。
亭主三杯客一杯
ていしゅさんばいきゃくいっぱい
客をもてなすために、主人が客よりたくさん酒をのむこと。また、客をだしにして主人がふだんより多く酒を飲むことにもいう。
杯中の蛇影
はいちゅうのだえい
疑えば、なんでもないことにまで神経を悩まし苦しむことのたとえ。杯に映った弓の影を蛇と見間違え、蛇を飲んだと思い込んで病気になったが、それが間違いだとわかると、たちまち治ったという故事から。
馬鹿の三杯汁
ばかのさんばいじる
何倍も汁のお代わりをすることをあざけっていうことば。汁のおかわりは二杯までが常識で、三杯もお代わりをするのは愚か者だという意から。