「案」を含むことわざ
全13件
明日の事は明日案じよ
あすのことはあすあんじよ
明日の事は明日のこと。何が起こるかわからないから今日から心配しても仕方ないということ。
頭の濡れぬ思案
あたまのぬれぬしあん
先のことを考えるより、まず自分の身に及んでいる問題を解決することが大事だということ。いま降っている雨に頭を濡れないようにすることがまず必要だという意から。
案じてたもるより銭たもれ
あんじてたもるよりぜにたもれ
心配して下さるより銭を下さいということ。口だけで心配してくれても、実質が伴わなければ役に立たない。心配するより銭をくれ、ということをおもしろい語呂合わせで言った言葉。「たもる」は「賜わる」が転じた言葉。
案じるより団子汁
あんじるよりだんごじる
あれこれ心配しても仕方ないから、団子汁でも食べて気を紛らわしたほうがよいという助言。「餡汁」は「案じる」の語呂合わせ。団子汁は餡汁に団子を入れたもの。ただの餡汁よりいいというしゃれでもある。
案ずるより産むが易し
あんずるよりうむがやすし
あれこれ心配するより、物事は実際にやってみると意外とたやすく出来るということのたとえ。出産の前はいろいろ心配するものだが、終わってみると心配したほどではなかったということから。
色は思案の外
いろはしあんのほか
恋愛は理性を失わせるから、常識や理屈ではとうてい理解できないということ。「恋は思案の外」「恋は分別の外」ともいう。
鎹思案
かすがいじあん
二つのことをどちらも思い通りに達成しようという考えのたとえ。「鎹」は、材木と材木をつなぐために用いるコの字形の釘。その釘でつなぎ止めるように、両方を得ようと考えるという意から。
堪忍五両思案十両
かんにんごりょう しあんじゅうりょう
世の中を生きていくためには、腹の立つことをじっと我慢し、よく考えて慎重に行動することが大切だということ。忍耐は五両、熟慮には十両の価値があるという意から。
下種の後思案
げすのあとじあん
愚かな者は必要なときは考えが浮かばず、事が終わった後に名案を思いつくということ。「下種の後知恵」ともいう。
恋は思案の外
こいはしあんのほか
恋は理性を失わせるから、そのなりゆきは、常識や理屈でははかりしれないということ。「色は思案の外」「恋は分別の外」ともいう。
凝っては思案に余る
こってはしあんにあまる
物事に熱中しすぎると、よい考えも浮かばなくなり、冷静な判断が出来なくなるということ。
思案投げ首
しあんなげくび
名案が浮かばず途方にくれて首をかしげているようす。
思案の案の字が百貫する
しあんのあんのじがひゃっかんする
どんなことをするときも実行する前によく考えて、慎重を期すのが大事だというたとえ。「百貫」は昔の金銭の単位で一貫は千文。転じて価値あるもののたとえ。