「正」を含むことわざ
全16件
後から剝げる正月言葉
あとからはげるしょうがつことば
上品ぶった言葉や、うわべだけ飾った体裁だけのお世辞は、すぐに化けの皮がはがれるということ。「正月言葉」は正月に使う体裁ぶった言葉の意で、上品ぶった使いなれない言葉のこと。
瓜田に履を納れず李下に冠を正さず
かでんにくつをいれず りかにかんむりをたださず
人から疑われるような行動は避けるべきであるという戒めの言葉。瓜田で靴を履き直そうとすると、瓜を盗もうとしていると間違われる恐れがあり、李(すもも)の木の下で冠をかぶり直せば李を盗もうとしていると疑われる恐れがあるから、すべきではないという意から。「瓜田李下」「李下の冠、瓜田の履」ともいう。
三度目の正直
さんどめのしょうじき
物事は一度目や二度目はだめでも、三度目はうまくいくということ。
正直の頭に神宿る
しょうじきのこうべにかみやどる
正直な人には必ず神の助けがあるということ。
正直は阿呆の異名
しょうじきはあほうのいみょう
融通のきかない正直は、世渡りがへたな愚か者のすることであるということ。
正直は一生の宝
しょうじきはいっしょうのたから
正直者は人から信頼され、それによって成功や幸福を手にすることができる。正直こそ一生を通じて大切に守るべき宝だというたとえ。
正直貧乏横着栄耀
しょうじきびんぼう おうちゃくえよう
正直者はその正直さゆえに貧乏な生活に甘んじているのに対し、押しが強くずる賢い者は成功して栄えるというたとえ。
正直者が馬鹿を見る
しょうじきものがばかをみる
ずる賢く立ち回る者が得をして、正直に規則や秩序を守る者が損をするというたとえ。
正鵠を射る
せいこくをいる
物事の要点・急所をつくこと。「正鵠」は「せいこう」とも読み、要点・急所の意。
大根を正宗で切る
だいこんをまさむねできる
大げさなことをするたとえ。また、大人物につまらないことをさせることのたとえ。「正宗」は鎌倉時代の名刀で、たかが大根を切るのにその名刀を使うという意から。
他人の正目
たにんのまさめ
利害関係のない他人の見方は、公平で正しいというたとえ。「正目」は縦にまっすぐに筋の通った木目のこと。
力は正義なり
ちからはせいぎなり
何事も、結局力を持った者が正しいことになるということ。
二度目の見直し三度目の正直
にどめのみなおしさんどめのしょうじき
物事は一度目はあてにならず、二度目も見直すことがあり、三度目なら確実だということ。
目の正月
めのしょうがつ
珍しいものや貴重なもの、非常に美しいものを見て楽しむこと。
幽霊の正体見たり枯れ尾花
ゆうれいのしょうたいみたりかれおばな
怖いと思っていると、何でもないものまで恐ろしく見えてしまうことのたとえ。また、正体がわかると、怖かったものも何でもなくなるということ。「尾花」はススキの穂で、幽霊だと思って恐れていたものが、よく見ると枯れたススキの穂だったという意から。
李下に冠を正さず
りかにかんむりをたださず
人から疑われるような行動は避けよという戒めの言葉。李(すもも)の木の下で冠をかぶり直せば、李を盗もうとしていると疑われる恐れがあるから、すべきではないという意から。この句の前に「瓜田に履を納れず」とつけていうこともある。