「種」を含むことわざ

全18件

命あっての物種
いのちあってのものだね
何事も命があるからこそできる。だから命に関わるような危険なことはなるべく避けたほうがいいということ。「物種」は物の根源の意。
嘘にも種が要る
うそにもたねがいる
嘘をつくのにも、何か材料が必要である。何事にもそれ相応の準備が必要で、物事はそう簡単にはいかないということ。
王侯将相寧んぞ種あらんや
おうこうしょうしょういずくんぞしゅあらんや
王や諸侯、将軍、大臣になるには家柄や血統など関係なく、必要なのはその人の才能や努力だということ。「種」は家柄、血統の意。
苦は楽の種
くはらくのたね
今の苦労は将来の幸福につながるということ。
下種の後思案
げすのあとじあん
愚かな者は必要なときは考えが浮かばず、事が終わった後に名案を思いつくということ。「下種の後知恵」ともいう。
下種の一寸のろまの三寸馬鹿の開けっ放し
げすのいっすん のろまのさんずん ばかのあけっぱなし
戸を閉める時に、下種は一寸閉め残し、のろまな者は三寸閉め残し、愚か者は開けっ放しにしてしまう。戸の閉め方で、その人の品性・性格がわかるということ。
下種の勘ぐり
げすのかんぐり
品性の卑しい愚かな人間は、何かにつけて邪推するということ。
下種の口に戸は立てられぬ
げすのくちにとはたてられぬ
品性の卑しい人間は、人の迷惑など考えず勝手なことをいいふらすが、防ぎようがないということ。
下種の逆恨み
げすのさかうらみ
品性の卑しい人間は、人の親切な忠告も悪口と思い、逆に忠告してくれた人を恨むということ。
下種の謗り食い
げすのそしりぐい
品性の卑しい人間は、まずいとけちをつけながらも、意地汚くたくさん食べるということ。「謗り食い」は文句を言いながら食べること。
けちん坊の柿の種
けちんぼうのかきのたね
食べたあとの柿の種さえ惜しんで人にやらないほどけちな人のこと。極度のけちを罵って言うことば。
権兵衛が種蒔きゃ烏がほじくる
ごんべえがたねまきゃからすがほじくる
人が苦労してやったことを、あとからぶちこわすたとえ。また、無駄な骨折りのたとえ。「権兵衛が種蒔きゃ烏がほじくる、三度に一度は追わずばなるまい」という俗歌の歌詞から。
商売は草の種
しょうばいはくさのたね
商売は草の種のように種類が多いということ。「商いは草の種」ともいう。
吝ん坊の柿の種
しわんぼうのかきのたね
けちな人は、どんなつまらない物でも惜しがって手離さないというたとえ。「吝ん坊」は、けちん坊。けちん坊は何の値打ちも無い柿の種さえ惜しがるという意から。
長口上は欠伸の種
ながこうじょうはあくびのたね
長話は人を退屈させるから、話は簡潔にせよということ。
夫婦喧嘩は貧乏の種蒔き
ふうふげんかはびんぼうのたねまき
いつも夫婦喧嘩をしている家庭は、だんだん貧乏になっていうという戒めのことば。
蒔かぬ種は生えぬ
まかぬたねははえぬ
原因がないところに結果はないということ。努力もせずに良い結果を期待してもかなえられないというたとえ。種を蒔かなければ何も実るはずがないという意から。
楽は苦の種苦は楽の種
らくはくのたね くはらくのたね
楽をすればあとで苦労を味わい、反対に苦労のあとには楽がある。今の苦労は将来の楽につながるのだから耐えなければならないということ。