「読」を含むことわざ

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効能書きの読めぬ所に効能あり
こうのうがきのよめぬところにこうのうあり
薬の効能書きは難解だが、それがかえって効きそうな気にさせる。わかりにくいものほど、有難みがあるということのたとえ。また、効能書きの難解さへの皮肉にいう。
鯖を読む
さばをよむ
実際より数を多く言ったり少なく言ったりしてごまかすこと。「読む」は、数えるという意。市場で鯖を数える時、早口で読んでその数をごまかしたことからといわれる。
十遍読むより一遍写せ
じっぺんよむよりいっぺんうつせ
何度も読むより、一度書き写したほうが内容をよく理解できるということ。「十読は一写に如かず」ともいう。
十読は一写に如かず
じゅうどくはいちしゃにしかず
何回も読むより、一回書き写したほうが内容をよく理解できるということ。「十遍読むより一遍写せ」ともいう。
堂が歪んで経が読めぬ
どうがゆがんできょうがよめぬ
自分の怠慢や落ち度を棚に上げ、失敗を責任転嫁することのたとえ。また、理屈ばかりこねて実行が伴わないことのたとえ。仏堂が歪んで座りにくいから上手に経が読めないと、僧が言い訳する意から。
能書きの読めぬ所に効き目あり
のうがきのよめぬところにききめあり
効能書きは難解だが、それがかえって効き目があるように感じられる。よくわからないものほど、有難みがあるということのたとえ。また、効能書きの難解さへの皮肉にいう。
眉毛を読まれる
まゆげをよまれる
相手に心中を見抜かれてしまうことのたとえ。相手に自分の眉毛の本数を数えられてしまうように、心の中を見透かされる意から。
門前の小僧習わぬ経を読む
もんぜんのこぞう ならわぬきょうをよむ
ふだん見聞きしていると、知らないうちに覚えてしまうというたとえ。寺の前に住んでいる子どもたちは、習わなくても自然に経を読めるようになるという意から。
論語読みの論語知らず
ろんごよみのろんごしらず
知識は持っていても、実行が伴わないことのたとえ。論語を表面的に読んではいても、論語の言わんとする真の意義を理解できていないという意から。