「飯」を含むことわざ
全17件
朝飯前のお茶漬け
あさめしまえのおちゃづけ
ものごとが容易にできることのたとえ。朝飯前の空腹時に食べるお茶漬けは、さらさらと簡単に食べられるということから。
ある時は米の飯
あるときはこめのめし
あとで困ると思いながらも、余裕のある時は贅沢や浪費をしてしまうということ。米の飯が貴重だった昔、特別な日に腹いっぱい米の飯を食べつくしてしまうことから。
いつも月夜に米の飯
いつもつきよにこめのめし
飽きることのない気楽な生活のたとえ。また、現実はなかなかそうはいかないということ。昔の人にとって月の光はありがたく、米の飯は貴重だったため、それが毎日続けば言うことがないという意から。
同じ釜の飯を食う
おなじかまのめしをくう
かつて同じ職場で働いたり、生活を共にした親しい仲間のこと。
思し召しより米の飯
おぼしめしよりこめのめし
思いやりのある言葉よりも実際に役に立つものをもらうほうが有り難いというたとえ。口先だけの好意より、腹の足しになる米の飯をもらうほうが有り難いという意から。「召し」と「飯」の語呂合わせの言葉。
食わぬ飯が髭に付く
くわぬめしがひげにつく
身に覚えのない疑いをかけられることのたとえ。食べもしない飯粒が知らない間に髭に付いて疑われるという意から。
米の飯と女は白いほどよい
こめのめしとおんなはしろいほどよい
白い米の飯がうまいように、女も色が白いほうがきれいに見えるということ。
米の飯と天道様はどこへ行っても付いて回る
こめのめしとてんとうさまはどこへいってもついてまわる
どんな所でも太陽が当たるように、どこへ行っても食べることは何とでもなるということ。
米の飯より思し召し
こめのめしよりおぼしめし
ごちそうしてくれるのもうれしいが、その気持ちのほうがずっとうれしいということ。「飯」と「召し」をかけて調子よく言った言葉。
三度の飯も強し柔らかし
さんどのめしもこわしやわらかし
世の中のことは、なかなか自分の思う通りにはならないというたとえ。毎日三度ずつ炊く飯でさえ、固すぎたり柔らかすぎたりして、思うようにはいかないという意から。
仕事幽霊飯弁慶その癖夏痩せ寒細りたまたま肥ゆれば腫れ病
しごとゆうれいめしべんけい そのくせなつやせかんぼそり たまたまこゆればはれやまい
仕事は出来ないのに飯は山のように食べ、夏も冬の痩せていて、たまに太ったかと思えば病気にかかっている。怠け者の大食漢の多病をあざけった言葉。
死にたいと麦飯食いたいほど大きな嘘はない
しにたいとむぎめしくいたいほどおおきなうそはない
人間は時には心にもないことを言うということ。死にたいと言っても本当に死ぬ気のある者はいないし、麦飯を食べたいと言っても本当は粗食を好むわけではないということ。
しょう事なしに米の飯
しょうことなしにこめのめし
貧しさのため、かえって不経済な生活をしなければならないことのたとえ。また、一つしか取り柄がないので、やむなくその事を自慢するたとえ。「しょう事なし」は、どうしたらいいのか、適当な方法がみつからないこと。麦飯のほうが安上がりだが、新たに麦を買う金がないので、仕方なく持っている米の飯を食べるということから。
他人の飯には骨がある
たにんのめしにはほねがある
他人の家に世話になって生活することは、どこか窮屈で何かと気を遣うことが多いということ。また、他人の親切には底意があり、頼りきっているとひどいめに遭うこともあるというたとえ。他人の家で食べる飯は、まるで骨でもあるように、のどを通りにくいという意から。「他人の飯には棘がある」「他人の飯は強い」ともいう。
他人の飯は白い
たにんのめしはしろい
他人のものは、自分のものより良く見えるというたとえ。
他人の飯を食う
たにんのめしをくう
親元を離れ、他人の間に揉まれて実社会の経験を積むこと。
麦飯で鯉を釣る
むぎいいでこいをつる
わずかな元手で大きな利益を手に入れるたとえ。麦飯の米粒で、鯉を釣り上げるということから。