日本で一般的に用いられている「書き順(筆順)」「書き方」の紹介・解説です。
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漢字「卷」の意味:
1. まく、まるめる
- 物の表面や周囲をくるくると渦巻きのようにして包むことを指します。
- 例:紙を卷(ま)くことで、持ち運びが便利になる。
- 使用例:絵を描いた後、その絵を丁寧に卷いて保管した。
- 関連語:巻物(まきもの)、巻き寿司(まきずし)
2. まき、まきもの
- 古い形の書物、または巻かれた状態の書物を指します。
- 例:昔の日本では、巻物(まきもの)が情報や物語を伝える重要な手段だった。
- 使用例:図書館で古い巻物に目を通してみると、歴史を感じることができた。
- 関連語:巻籍(けんじゃく)、巻子(まきこ)
3. 書物、書物を数える助数詞
- 書籍や文献を指し、特に巻という単位で数えられるものです。
- 例:この書物は三巻から成り立っている。
- 使用例:先生は、この本は巻が多いので一冊読むのに時間がかかると言った。
- 関連語:二巻(にかん)、三巻(さんかん)
4. まがる
- 曲がりくねった状態や形になることを表しています。
- 例:道が卷(ま)いているため、目的地に到達するのが少し時間がかかる。
- 使用例:川が山を卷いて流れている様子が美しい。
- 関連語:巻き道(まきみち)、曲がり角(まがりかど)