日本で一般的に用いられている「書き順(筆順)」「書き方」の紹介・解説です。
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漢字「絲」の意味:
1. いと。よりいと。
- これは、主に細くて長い糸を指します。「糸」や「繊維」のように、物質的な細いものですが、金属のワイヤーや絹糸も含まれます。
- 例: 糸を引く (いとをひく) - 細い糸を使って何かを引く行為。
- 例: 綿糸(めんいと) - 綿で作られた細い糸。
2. いとのように細いもの。
- 「絲」は、たとえば線や植物のつるのように細く、繊細なものを表現する際にも使われます。
- 例: スカーフのような細い布を「絲のような布」と表現できます。
- 例: 壱筋の絲(いちすじのいと) - 一本の細い糸。
3. 弦楽器。
- 音楽の文脈で、「絲」は弦楽器の弦など、音を出すための細い部分を表すことがあります。
- 例: 弦楽器(げんがっき) - バイオリンやギターのような音楽楽器。
- 例: 弦を調整する(げんをちょうせいする) - 弦楽器の音を正しくするために弦の張りを調整する行為。
4. ごくわずかな数量。一の一万分の一。
- 数量に関連する意味で、「絲」は非常に微細で少ない量を暗示します。
- 例: 一絲の希望(いっしのきぼう) - ごくわずかな希望のこと。
- 例: 絹糸一筋(きぬいとひとすじ) - ごく微細な絹の一筋。
このように、「絲」は日常生活や文化、音楽、数量において様々な意味や使い方があります。