日本で一般的に用いられている「書き順(筆順)」「書き方」の紹介・解説です。
こちらの練習帳は営利・非営利問わず無料でご利用いただけます。作成したファイル・印刷物の配布につきましても、別途許諾の必要はございません。教育や学習に幅広くお役立ていただけると幸いです。
漢字「芯」の意味:
1. とうしんぐさ。イグサ科の植物の一種で、特に畳の材料として利用されることが多い。外側の皮を剥がした後に残る部分が「芯」と呼ばれ、非常に柔らかい触感を持つ。
例:畳の芯には、湿度調整の役割がある。
文:この部屋の畳は、天然のとうしんぐさを使用しているので、優れた通気性を保っています。
2. しん。中心の部分、または核心を指す言葉。物事の中心や重要な部分に特に使用される。
例:問題の芯を理解することが大切です。
文:このレポートでは、議題の芯を明確にするために、数回の点検を行います。
3. しん。心の中の最も重要な思いや考えを表すこともある。
例:彼の辞意には、ずっと抱えていた思いの芯があった。
文:彼女の言葉には、愛情の芯が伝わってきた。
4. 芯棒(しんぼう)。たとえば、鉛筆やキャンドルの芯の部分を指し、内容物を支える役割を果たす。
例:この鉛筆は、良質な芯棒を使用しているため、なめらかな書き心地です。
文:キャンドルの芯が燃えているので、明かりがともっています。
5. 芯材(しんざい)。建築や工芸において、内部を支えるための材質のことを指す。特に、芯材の選択は作品の強度や耐久性に影響する。
例:この家具にはしっかりとした芯材が使われている。
文:良い芯材を使うことで、作品の longevity(長寿命)が確保されます。
以上のように、漢字「芯」は様々な文脈で使われる多義語であり、日常的にも広く利用される言葉です。