「乱」を含むことわざ
全10件
胡乱の沙汰
うろんのさた
疑わしいうわさのこと。「胡乱」は疑わしい、「沙汰」は評判の意。
鬼の霍乱
おにのかくらん
ふだん非常に丈夫な人が珍しく病気にかかることのたとえ。「霍乱」は日射病のこと、鬼が日射病で患うという意から。
快刀乱麻を断つ
かいとう らんまをたつ
込み入ってどうにもならない問題などを、鮮やかに解決することのたとえ。「快刀」はよく切れる刀、「乱麻」はもつれた麻糸のこと。切れ味のよい刀で、もつれた麻糸をすぱっと切るという意から。略して「快刀乱麻」ともいう。
怪力乱神を語らず
かいりょくらんしんをかたらず
君子というものは道理にそむいたこと、理性で説明がつかないことは口にしないということ。転じて、不確かなこと、怪しげなことは口にすべきではないということ。「怪力乱神」は、「怪しく不思議なこと」「強い力」「道理を乱すこと」「鬼神」をあわせていったもので、計り知れない不思議な現象や存在のこと。
国乱れて忠臣見る
くにみだれてちゅうしんあらわる
泰平の時には誰が忠臣かわからないが、国が乱れて危機に直面すると、真の忠臣が誰かがはっきりするということ。
酒極って乱となる
さけきわまってらんとなる
酒席も酒がすすむにつれて酔いがまわり、しまいには喧嘩などで乱れてしまうということ。
算を乱す
さんをみだす
散り散りばらばらになる様子。「算」は算木のことで、占いや計算用具として使われた長方形の木片。その算木を乱したようにばらばらになるという意から。
治に居て乱を忘れず
ちにいてらんをわすれず
平和な時でも万一の事を考えて準備を怠るなということ。
乱世の英雄
らんせのえいゆう
世の中の乱れに乗じて活躍する英雄のこと。中国、後漢の時代、許劭が曹操を評して言ったという故事から。
礼に始まり乱に終わる
れいにはじまり らんにおわる
酒宴は始まりこそ礼儀正しくとも、宴の終わるころには礼儀も何もなく乱れるものだということ。