「仇」を含むことわざ
全7件
明日ありと思う心の仇桜
あすありとおもうこころのあだざくら
いつ何が起こるかわからない、人生や世の中の無常をいった言葉。桜の花が、明日も咲いているだろうと安心していると、夜中の嵐で散ってしまうかもしれないという意から。「夜半に嵐の吹かぬものかは」という句がこれに続く。
仇も情けも我が身より出る
あだもなさけもわがみよりでる
人から憎まれたり愛されたりするのは、自分の心がけや行いによるということ。
仇を恩で報ずる
あだをおんでほうずる
憎むべき相手を憎まずに、かえってその人に情けをかけること。
今の情けは後の仇
いまのなさけはのちのあだ
一時の安易な同情による手助けは、かえって相手のためにならず、あとになって害になることがあるということ。
恩を仇で返す
おんをあだでかえす
恩を受けた相手に、感謝するどころか害を与えるようなことをすること。単に「恩を仇」ともいう。
昨日の友は今日の仇
きのうのともはきょうのあだ
人の心は変わりやすく当てにならないということのたとえ。昨日まで親しくしていた友が、今日は敵になってしまったという意から。
芸は身の仇
げいはみのあだ
習い覚えた芸事に夢中になり、身を滅ぼすことがあるというたとえ。