「勝」を含むことわざ

全27件

あるはないに勝る
あるはないにまさる
何事であれ、まったく無いよりは少しでもあるほうがましということ。
言い勝ち功名
いいがちこうみょう
多少筋が通らない意見でも、たくさんしゃべる人の意見に賛同する人が増え、結局は支持されるようになるということ。つまり、黙っていては、どんな良い意見も人には伝わらないということ。
生きている犬は死んだライオンに勝る
いきているいぬはしんだらいおんにまさる
どんな偉人でも死んでしまってはおしまいだから、凡人でも生きてる方がいいということ。
言わぬは言うに勝る
いわぬはいうにまさる
口に出して言うより黙っていたほうが、深い意味を相手に伝えることがあるということ。
得手勝手は向こうには効かない
えてかってはむこうにはきかない
自分の都合のいいように振る舞っても、なかなか相手が応じてはくれないということ。
買うは貰うに勝る
かうはもらうにまさる
人から物を貰えば得したような気がするが、気持ちの負担になるし相手に借りができてしまったりする。物はもらうよりも自分で買うほうがよいということ。
勝った自慢は負けての後悔
かったじまんはまけてのこうかい
勝負に勝った時に自慢しすぎると、負けた時に引っ込みがつかず、恥ずかしい思いをして後悔するということ。
勝って兜の緒を締めよ
かってかぶとのおをしめよ
戦いに勝っても油断しないで心を引き締めよという戒めの言葉。戦いに勝って兜を脱いだ時、敵に襲われたらひとたまりもないから、勝っても兜の緒を締めなおして気を抜くなという意から。
勝つも負けるも時の運
かつもまけるもときのうん
勝ち負けは、その時々の運によるもので、実力だけで決まるものではないということ。多く、勝負に負けた人への慰めの言葉として使われる。「負けるも勝つも時の運」「勝負は時の運」ともいう。
勝てば官軍負ければ賊軍
かてばかんぐん まければぞくぐん
戦いに勝ったほうが、道理のあるなしにかかわらず正しいことになり、負けたほうがすべて悪いことになるというたとえ。単に「勝てば官軍」ともいう。
健康は富に勝る
けんこうはとみにまさる
財産より健康が大事だということ。
恋は仕勝ち
こいはしがち
恋は、周りの事情など考えずに、積極的に自分から仕掛けたほうがうまくいくということ。
碁で負けたら将棋で勝て
ごでまけたらしょうぎでかて
あることで失敗してもくよくよせず、別の事で取り返せということ。
先勝ちは糞勝ち
さきがちはくそがち
勝負で最初に勝つのは当てにならないということ。
勝負は時の運
しょうぶはときのうん
勝負はその時々の運によるもので、必ずしも実力通りに決まるものではないということ。
勝れて良き物は勝れて悪し
すぐれてよきものはすぐれてあし
特にすぐれているということは、悪い面も持ち合わせているから、何事も普通がいいということ。
相撲に勝って勝負に負ける
すもうにかってしょうぶにまける
経過は良かったのに、結果的に失敗してしまうたとえ。相撲の内容では優勢だったのに、ちょっとしたはずみで負けてしまうという意から。
逃げるが勝ち
にげるがかち
場合によっては、その場は逃げるほうが結局は勝利を得られるということ。
馬鹿と子供には勝てぬ
ばかとこどもにはかてぬ
理屈が通じない愚か者と子どもには、とうていかなわないということ。
籌を帷幄に運らし勝ちを千里の外に決す
はかりごとをいあくにめぐらし かちをせんりのほかにけっす
計画や戦略の巧妙なことのたとえ。「籌」は計略、「帷幄」は幕を張りめぐらした本陣、「千里の外」は遠い場所の意。本陣で計略を練り、遠く離れた戦場で勝利するという意から。籌策を帷幄の中に運らし、勝ちを千里の外に決す」ともいう。
早い者勝ち
はやいものがち
何事も人より早いほうが有利だということ。「早いが勝ち」ともいう。
負けるが勝ち
まけるがかち
相手に勝ちを譲っておくほうが、結局は得策だということ。
本木に勝る末木なし
もときにまさるうらきなし
何度取り換えてみても結局は最初のものよりすぐれたものはないというたとえ。特に男女関係についていう言葉。「本木」は幹、「末木」は枝のことで、幹より太い枝はないという意から。
予防は治療に勝る
よぼうはちりょうにまさる
病気になって治療するより、病気にならないように予防するほうがよいということ。転じて、問題が起こってから処理するよりも、問題が生じないようにすることが大事だということ。
理に勝って非に落ちる
りにかってひにおちる
理屈では相手に勝っても、実質上は負けたと同様の不利な立場に陥ること。「理に勝って非に負ける」とも言う。
論に負けても実に勝つ
ろんにまけてもじつにかつ
議論で言い負かされても実利的に得になるほうが、実際の勝ちだということ。
論に負けても理に勝つ
ろんにまけてもりにかつ
議論では言い負かされても、ものの道理では自分のほうが正しいということ。