「参」を含むことわざ
全5件
蟻の熊野参り
ありのくまのまいり
多くの人が、ひっきりなしにぞろぞろ列を作って行くこと。昔、紀伊国(和歌山県)の熊野に参詣する人々が、まるで蟻の行列のように長く続いていたことから。
牛に引かれて善光寺参り
うしにひかれてぜんこうじまいり
人に連れられてある場所へ出かけて行くこと。また、自分の意思からではなく他人の誘いによって、よい方に導かれることのたとえ。善光寺の近くに住んでいた不信心な老婆が、さらしていた布を角にひっかけて走り出した牛を追いかけて善光寺に着き、それが縁で信仰するようになったという故事から。
丑の時参り
うしのときまいり
恨む相手をのろい殺すために丑の刻(午前二時頃)に神社に参詣すること。
曽参人を殺す
そうしん ひとをころす
嘘も繰り返して言われると、それを信じてしまうというたとえ。「曽参」は親孝行で名高い孔子の弟子。ある時、曽参の母に誤って「曽参が人を殺した」と告げたが母は信じなかった。しかし、三人から同じ事を告げられ、ついに母は織りかけの機をほうり投げ走り出したという故事から。
他人の念仏で極楽参り
たにんのねんぶつでごくらくまいり
他人の力を当てにして、自分の利益を図ったり、義理を果たすことのたとえ。他人の唱えた念仏で自分が極楽へ行こうとする意から。