「命」を含むことわざ

全18件

命あっての物種
いのちあってのものだね
何事も命があるからこそできる。だから命に関わるような危険なことはなるべく避けたほうがいいということ。「物種」は物の根源の意。
命長ければ恥多し
いのちながければはじおおし
長く生きていれば、それだけ恥をかく事も多くなるということ。「長生きは恥多し」ともいう。
命の洗濯
いのちのせんたく
気晴らしをして、日ごろの苦労から解放されること。
命は鴻毛より軽し
いのちはこうもうよりかろし
命は尊いものだが、正義のためなら捨てても少しも惜しくはないということ。「鴻毛」は鴻の羽毛で、きわめて軽いことのたとえ。
金は命の親命の敵
かねはいのちのおや いのちのかたき
金によって命を助けられることもあれば、逆に命を落とすこともあるというたとえ。
後生大事や金欲しや死んでも命のあるように
ごしょうだいじやかねほしやしんでもいのちのあるように
来世の安楽を願いながら、現世の金も欲しいと、あれもこれも願う人間の強欲さのたとえ。
死生命あり
しせい めいあり
人の生死は天命によるもので、人の力ではどうすることもできないということ。「死生」は、死ぬことと生きること。
舌の剣は命を絶つ
したのつるぎはいのちをたつ
軽率な発言は、命にかかわるような大事を引き起こすこともあるので、言葉は慎むべきであるというたとえ。
死命を制する
しめいをせいする
他人の生死に大事な所を押さえて、自分の思うままに操ること。
人事を尽くして天命を待つ
じんじをつくしててんめいをまつ
出来る限りのことをして、あとは天命に任せるということ。「人事」は人間の力で出来る事柄、「天命」は天の命令の意。
知命
ちめい
五十歳の異称。『論語』の「五十にして天命を知る」から。
露の命
つゆのいのち
はかない命のこと。露のようにすぐ消えてしまうという意から。
長い浮き世に短い命
ながいうきよにみじかいいのち
この世が長く続いているのに比べて、人の命ははかなく短いということ。「長い月日に短い命」ともいう。
河豚は食いたし命は惜しし
ふぐはくいたしいのちはおしし
おいしい河豚は食べたいが、毒にあたって命を落とすのが怖くて手が出せない。いい思いはしたいが、あとのたたりが怖くてためらうことのたとえ。
命旦夕に迫る
めいたんせきにせまる
死が迫っているようす。「旦夕」は朝晩のことで、命の終わりがこの朝か晩かというように迫っている意から。
命は天に在り
めいはてんにあり
運命は天が定めることで、人間の力ではどうすることも出来ないということ。
悋気は恋の命
りんきはこいのいのち
やきもちを焼くのは、恋をしている証拠で焼かれなくなったらお終いだということ。
露命を繋ぐ
ろめいをつなぐ
かろうじて生活しているたとえ。「露命」は露のようにはかない命の意。