「商」を含むことわざ

全17件

商い三年
あきないさんねん
商いは始めてから三年くらいたたないと、利益を得るようにはならない。三年は辛抱せよというおしえ。
商い上手の仕入れ下手
あきないじょうずのしいれべた
客に物を売るのはうまいが、仕入れがへたで儲からないということ。
商いは牛の涎
あきないはうしのよだれ
商売のこつは牛のよだれのように細く長く切れ目なく、気長に辛抱して続けることだということ。
商いは数でこなせ
あきないはかずでこなせ
商売のこつは薄利多売だということ。
商いは角々
あきないはかどかど
商売のこつは客を観察してその客に合った物を売ることだということ。
商いは本にあり
あきないはもとにあり
商売の成功・失敗は、元手に左右されるということ。
商人と屏風は直ぐには立たぬ
あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ
屏風は折り曲げないと立たないように、商売も自分の感情や理屈を曲げて、客の機嫌を損ねないようにしなければ繁盛しないということ。
商人には系図なし
あきんどにはけいずなし
商人には家柄など関係なく、商売の手腕、努力しだいで成功するということ。
商人の嘘は神もお許し
あきんどのうそはかみもおゆるし
商人が商売上の駆け引きで嘘をつくのは、神様も止むを得ないとお許しになるということ。
商人の子は算盤の音で目を覚ます
あきんどのこはそろばんのおとでめをさます
人の習性は、育つ環境の影響を大きく受けるということ。商人の子どもは金勘定に敏感で、眠っていても算盤の音で起きるという意から。
商人の空値
あきんどのそらね
商人が駆け引きしてつける値段は、信用しがたいということ。
商人の元値
あきんどのもとね
商人は計算高いので、商人の言う元値は本当かどうかわからないということ。
商人は損していつか倉が建つ
あきんどはそんしていつかくらがたつ
商人は、損をしたなどと言いながら、いつの間にか倉が建つほどの金持ちになっていることが多いということ。
士族の商法
しぞくのしょうほう
急に不慣れなことを始めて失敗することのたとえ。明治初期、士族が生計を立てるため慣れない商売に手を出して失敗したことから。
商売往来にない商売
しょうばいおうらいにないしょうばい
泥棒など世間に認められない商売のこと。「商売往来」は、商売に関係した事柄を書いた江戸時代の書。この書物に載っていない商売という意から。
商売は草の種
しょうばいはくさのたね
商売は草の種のように種類が多いということ。「商いは草の種」ともいう。
商売は道によって賢し
しょうばいはみちによってかしこし
商人は、商売に関しては何でもよく知っているということ。専門家は、専門とする分野についてよく知っているというたとえ。