「土」を含むことわざ

全7件

門松は冥土の旅の一里塚
かどまつはめいどのたびのいちりづか
門松はめでたいものだが、飾るたびに年を重ね死に近づくので、いわばあの世に向かう一里塚のようなものだということ。「冥土」は、あの世のこと。「一里塚」は、街道に一里ごとに築かれ、旅人のための里程標となった塚のこと。この歌は一休作という説があり、このあとに「めでたくもありめでたくもなし」と続けてもいわれる。
寒に帷子土用に布子
かんにかたびら どようにぬのこ
物事が逆さまであること。また、季節はずれで役に立たないことのたとえ。「帷子」は裏地をつけない夏物の衣類、「布子」は木綿の綿入れのこと。冬の寒い時に単衣の帷子を着、暑い時に綿入れを着るということから、物事が逆になることのたとえ。また、時節はずれのたとえ。「土用布子に寒帷子」ともいう。
白髪は冥土の使い
しらがはめいどのつかい
年をとって増えてくる白髪は、死が近づきつつある証拠であるということ。
西瓜は土で作れ南瓜は手で作れ
すいかはつちでつくれかぼちゃはてでつくれ
西瓜を作るときは肥料と土壌が大事で、南瓜を作るときは念入りに手入れすることが大事ということ。作物の上手な作り方をいった言葉。
雪駄の土用干し
せったのどようぼし
ふんぞり返って、偉そうに歩く者をあざけっていう言葉。雪駄を土用の頃日に干すと反り返るところから。
土に灸
つちにきゅう
いくらやっても効き目のないこと、無駄なことのたとえ。
冥土の道には王なし
めいどのみちにはおうなし
現世での身分の上下、貧富の差は、死ねばいっさい無くなるということ。また、死は誰にも等しく訪れるということ。「冥土」は「冥途」とも書き、死者の霊魂が行くという世界のこと。