「寝」を含むことわざ
全27件
朝寝八石の損
あさねはちこくのそん
朝寝坊は万事につけて損が多いというたとえ。一石は百升で約百八十リットル。
朝寝坊の宵っ張り
あさねぼうのよいっぱり
朝は遅くまで寝ている人は、夜遅くまで起きていてることが多いということ。また、それが習慣になっている人のこと。
田舎の学問より京の昼寝
いなかのがくもんよりきょうのひるね
知的水準の高い都会にいれば、自然に知識が身につくというたとえ。田舎で勉強するより、たとえ昼寝をしていても都にいれば自然に知識が豊かになるという意から。
鰻の寝床
うなぎのねどこ
間口が狭く、奥行きの長い建物や場所のたとえ。
起きて半畳寝て一畳
おきてはんじょう ねていちじょう
人間は必要以上の豊かさをもとめても仕方ないということ。どんなに大きな家に住んでいようと、人一人が必要とする広さは、起きている時は半畳、寝る時も一畳あればすむということから。
果報は寝て待て
かほうはねてまて
幸運は自然にやってくるものだから、焦らず気長に待つほうがよいということ。「果報」は、前世での行いの結果として現世で受ける報いのことで、本来は善悪どちらをも意味したが、しだいに幸運の意になった。
食い溜め寝溜めは何にもならぬ
くいだめねだめはなんにもならぬ
余分に食べたり寝たりしても、時間が経てば腹も空き眠くもなるので無駄であるということ。
食ってすぐ寝ると牛になる
くってすぐねるとうしになる
食べてすぐ横になる行儀の悪さを戒めることば。
酒と朝寝は貧乏の近道
さけとあさねはびんぼうのちかみち
酒を飲み過ぎ、朝寝をして怠けていれば、たちまち貧乏になってしまうということ。
千畳敷に寝ても畳一枚
せんじょうじきにねてもたたみいちまい
人一人が必要とするものには限度があるから、いたずらに欲をかくべきではないということ。千畳もの広さがある部屋に寝ても、人が一人寝るのに必要なのは、せいぜい畳一枚であるという意から。
狸寝入り
たぬきねいり
寝たふりをすること。
唐人の寝言
とうじんのねごと
何を言っているのかわからない言葉のたとえ。また、くどくどと筋の通らないことを言うたとえ。「唐人」は中国人、外国人のこと。理解できない言葉を話す外国人の、ましてや寝言はまったくわけがわからないという意から。
盗人の寝言
ぬすびとのねごと
盗人が正体を隠そうとしてみても、寝言ではつい本音が出てどうしようもないということ。
盗人の昼寝
ぬすびとのひるね
ひそかに悪事をたくらんで準備をしていること。また、何をするにも思惑があるということ。盗人が夜の盗みに備えて昼寝をするということから。「盗人の昼寝にもあてがある」ともいう。
寝首を搔く
ねくびをかく
相手が油断している隙に不意をついて陥れることのたとえ。ぐっすり寝ている人の首を切るという意から。
寝た子を起こす
ねたこをおこす
治まっている物事に余計な手出しをして、問題を引き起こすことのたとえ。ようやく寝た子をわざわざ起こして泣かせるという意から。
寝た間は仏
ねたまはほとけ
どんな悪人でも眠っている間は仏のように無心だということ。また、眠っている間は苦労や心配も忘れ、仏のような心になれるということ。
寝ていて転んだ例なし
ねていてころんだためしなし
何もしなければ失敗することもないということ。
寝ていて人を起こすな
ねていてひとをおこすな
人を働かせようと思ったら、まず自分が率先して模範を示せということ。横着して自分は寝たままで人を起こすようなことはするなという意から。
寝耳に水
ねみみにみず
不意の出来事に驚くことのたとえ。寝ている時に、不意に耳に水が入り驚くことから。また、寝ている時に水の音を耳にして驚くことからともいう。
寝る子は賢い親助け
ねるこはかしこいおやだすけ
泣かずによく眠る子どもは、手がかからないので親にとってありがたいということ。
寝る子は育つ
ねるこはそだつ
よく眠る子は元気で丈夫に育つということ。
寝るほど楽はない
ねるほどらくはない
世の中で、のんびり寝ることほど楽なことはないということ。
寝る間が極楽
ねるまがごくらく
寝ている間は現実の心配事や苦労を忘れることができて、まるで極楽にいるようだということ。
夫婦喧嘩は寝て直る
ふうふげんかはねてなおる
夫婦喧嘩は、一緒に寝ればすぐ仲直りするものであるということ。
枕を高くして寝る
まくらをたかくしてねる
気にかかることがなく安眠することのたとえ。心配ごとが何もないさまをいう。
宵っ張りの朝寝坊
よいっぱりのあさねぼう
夜遅くまで起きていて、朝は遅くまで寝ていること。また、そういう習慣のひと。