「念」を含むことわざ
全15件
朝題目に宵念仏
あさだいもくによいねんぶつ
しっかりとした考えをもたないことのたとえ。朝は日蓮宗の南無妙法蓮華経の題目を唱え、夕方は浄土宗の南無阿弥陀仏の念仏を唱えるという意から。
一念天に通ず
いちねん てんにつうず
成し遂げようとする強い信念があれば、その意志は天に通じ必ず成就するということ。
今際の念仏誰も唱える
いまわのねんぶつだれもとなえる
不信心な人でも、死に際には念仏を唱えて仏にすがるということ。
馬の耳に念仏
うまのみみにねんぶつ
人の意見や忠告を上の空で聞き流すため、まったく効果のないことのたとえ。
鬼の念仏
おにのねんぶつ
鬼のように冷酷な心を持った者が、うわべだけ情け深い様子を見せること。
思う念力岩をも徹す
おもうねんりき いわをもとおす
心を込めて一心に事を行えば、どんなことでも必ず成し遂げられるというたとえ。楚の熊渠子が石を虎と見誤って弓を射たら、矢が石に刺さったという故事から。
女の一念岩をも徹す
おんなのいちねん いわをもとおす
女が執念深いことのたとえ。
蟹の念仏
かにのねんぶつ
蟹が口から泡を出すように、口の中でぶつぶつとつぶやくことのたとえ。
食い物と念仏は一口ずつ
くいものとねんぶつはひとくちずつ
食べ物は一口ずつでもみんなで分け合って食べたほうがよいということ。また、念仏も一人が一口ずつ唱えてもご利益があるということ。「食べ物と念仏は一口ずつ」ともいう。
極楽の入り口で念仏を売る
ごくらくのいりぐちでねんぶつをうる
知り尽くしている人にものを教えるたとえ。
出家の念仏嫌い
しゅっけのねんぶつぎらい
もっとも大切なことが嫌いだったり、出来なかったりすることのたとえ。僧となって仏道を修行する者が念仏を唱えるのが嫌いという意から。
他人の念仏で極楽参り
たにんのねんぶつでごくらくまいり
他人の力を当てにして、自分の利益を図ったり、義理を果たすことのたとえ。他人の唱えた念仏で自分が極楽へ行こうとする意から。
馬鹿の一念
ばかのいちねん
愚か者も一心に事をおこなえば、すばらしい大事業を成し遂げられるということ。
豚に念仏猫に経
ぶたにねんぶつ ねこにきょう
ありがたい教えも理解できないものにとっては、なんの効果もないことのたとえ。
朴念仁
ぼくねんじん
無口で愛想のない人。また、道理のわからない人のこと。