「憂」を含むことわざ

全14件

憂いも辛いも食うての上
ういもつらいもくうてのうえ
悲しいとか辛いとかいう不満は、三度の食事の心配がなくなって初めて言える事で、食べるものも食べられない状況ではそんな事は言っていられないということ。
憂き身をやつす
うきみをやつす
身体がやせ細るほど心を悩ますこと。また、苦労や辛さなど意に介さず物事に熱中すること。「憂き身」は辛いことが多い身の意。
憂いを掃う玉箒
うれいをはらうたまははき
酒に酔えば、心配事を忘れることができるというたとえ。酒は心の憂いをきれいに払ってくれるすばらしいほうきのようなものである、という意から。「酒は憂いを掃う玉箒」ともいう。「玉箒」はほうきの美称。
遠慮なければ近憂あり
えんりょなければきんゆうあり
遠い将来を見越した考えを持っていないと、必ず目前に心配事が起こるということ。「遠慮」は、先々のことを思慮すること。「近憂」は、間近の憂いごとの意。
杞憂
きゆう
心配しなくてよいことをあれこれ心配すること。取り越し苦労。中国古代の杞の人が、天が崩れ落ちはしないかと心配したという故事から。
君子は憂えず懼れず
くんしはうれえずおそれず
徳の高い人物は、行いが正しく心にやましいところがないから、何も心配しないし恐れることもないということ。
采薪の憂い
さいしんのうれい
自分の病気を遜っていうことば。薪(たきぎ)をとりに行くことも出来ないほど身体が弱っている意から。
酒は憂いの玉箒
さけはうれいのたまははき
酒は心の憂いをきれいに払ってくれるすばらしいほうきのようなものであると酒を賞賛した言葉。「玉箒」はほうきの美称。
仁者は憂えず知者は惑わず勇者は懼れず
じんしゃはうれえず ちしゃはまどわず ゆうしゃはおそれず
仁徳の備わった者はものの道理に従って行動するから、何ひとつ心配することがない。知恵を備えた者は道理をわきまえているので事をなすにあたって迷いがない。勇気がある者は信念を持って行動しどのような事態にも臆することがないということ。
人生字を識るは憂患の始め
じんせい じをしるはゆうかんのはじめ
人は字を覚え学問をするようになると、心を痛めることが多くなる。なまじ字を覚え学問を積むと、かえって心配したり悩んだりするようになるということ。
備えあれば憂いなし
そなえあればうれいなし
普段から非常時の準備をしておけば、緊急の事態が起こっても心配する必要がないということ。
人の生まるるや憂いと倶に生まる
ひとのうまるるやうれいとともにうまる
人間は生まれる時から心配ごとがつきまとい、一生心配事の連続であるということ。
忘憂の物
ぼうゆうのもの
酒のこと。憂いを忘れさせてくれる物という意から。
憂患に生き安楽に死す
ゆうかんにいきあんらくにしす
人は心配事がある時は心をいため、命を守る努力をするが、憂いがなくなると心がゆるみ、思わぬ死を招くこともあるということ。