「損」を含むことわざ

全12件

会えば五厘の損がゆく
あえばごりんのそんがゆく
人との交際は何かと出費があり損をするということ。知人に会うと、それだけで五厘(一銭の半分)の損をするという意から。
商人は損していつか倉が建つ
あきんどはそんしていつかくらがたつ
商人は、損をしたなどと言いながら、いつの間にか倉が建つほどの金持ちになっていることが多いということ。
朝寝八石の損
あさねはちこくのそん
朝寝坊は万事につけて損が多いというたとえ。一石は百升で約百八十リットル。
言うた損より言わぬ損が少ない
いうたそんよりいわぬそんがすくない
しゃべり過ぎに注意せよという戒めの言葉。言い過ぎや言い間違いから受ける損より、黙っていたために受ける損のほうが少ないという意から。
女賢しゅうして牛売り損なう
おんなさかしゅうしてうしうりそこなう
女が利口ぶって出しゃばると、目先の利にとらわれて大局を見通せずに失敗するというたとえ。なまじっか女が賢いと、売り物の牛について余計なことを言い、売り損なってしまうという意から。
借りて借り得貸して貸し損
かりてかりどく かしてかしぞん
借りても返さないですむこともあるので借りるのは得だが、反対に貸したら返してもらえないこともあるので貸すのは損だということ。
死ねば死に損生くれば生き得
しねばしにぞん いくればいきどく
生きていればいつか幸運にめぐり合うかもしれないから生き得と言えるが、死ねばそれで終りだから死に損である。人は生きていなければどうにもならにということ。
好いた事はせぬが損
すいたことはせぬがそん
好きな事をしないのは損だということ。やりたい事があれば後悔しないようすぐにやったほうがよいということ。
急いては事を仕損じる
せいてはことをしそんじる
あせって事を急ぐと失敗しやすく、急いだことが無駄になるということ。
腹は立て損喧嘩は仕損
はらはたてぞん けんかはしぞん
腹を立てても、喧嘩をしても自分が損をするだけだから、腹は立てるな、喧嘩はするなということ。
骨折り損のくたびれ儲け
ほねおりぞんのくたびれもうけ
苦労するだけで、少しも成果が上がらないこと。江戸いろはがるたの一つ。
笑って損した者なし
わらってそんしたものなし
いつも明るくにこにこしている人は、他人に好かれ幸福を招くということ。