「淵」を含むことわざ
全7件
飛鳥川の淵瀬
あすかがわのふちせ
世の中は激しく移り変わり、定まりがたいということのたとえ。奈良県を流れている飛鳥川は、氾濫しやすく、淵と瀬が絶えず移り変わるという意から。「世の中は何か常なる飛鳥川昨日の淵ぞ今日は瀬になる」という歌から。「昨日の淵は今日の瀬」ともいう。
網なくて淵を覗くな
あみなくてふちをのぞくな
十分な用意なしでは物事はうまくいかないというたとえ。また、努力もしないで人を妬んではいけないということ。網を持たずに淵を覗き込んでも、魚は捕れるわけがないという意から。
石を抱きて淵に入る
いしをいだきてふちにいる
自分から進んで災難や危険を招くようなことをするたとえ。自ら石を抱いて、川の深みに入るような無謀なことをするの意から。
斧を掲げて淵に入る
おのをかかげてふちにいる
物の用途を誤ること。また、適時適所でないこと。斧は水中では役に立たないのに、斧を振りかざして淵に入っていくという意から。
昨日の淵は今日の瀬
きのうのふちはきょうのせ
人の世の物事が定まりがたいということのたとえ。昨日まで深い淵だった所が、今日は浅い瀬になってしまったという意から。
塩にて淵を埋むごとし
しおにてふちをうずむごとし
深い水たまりを塩で埋めようとする意味。やっても無駄なこと、次々と消えてしまい溜まることがないたとえ。
瀬を踏んで淵を知る
せをふんでふちをしる
前もって試して、どんな危険があるかを察知することのたとえ。まず浅瀬を渡ってみて、深い淵の位置を知るということから。