「瀬」を含むことわざ

全8件

浅瀬に徒波
あさせにあだなみ
思慮の浅い人間ほど、おしゃべりで些細なことで騒ぎ立てるということ。「徒波」は「仇波」とも書き、浅瀬が徒(いたずら)にさざ波を立てる意から。
飛鳥川の淵瀬
あすかがわのふちせ
世の中は激しく移り変わり、定まりがたいということのたとえ。奈良県を流れている飛鳥川は、氾濫しやすく、淵と瀬が絶えず移り変わるという意から。「世の中は何か常なる飛鳥川昨日の淵ぞ今日は瀬になる」という歌から。「昨日の淵は今日の瀬」ともいう。
負うた子に教えられて浅瀬を渡る
おうたこにおしえられてあさせをわたる
人は時には自分より経験の浅い年下の者から物事を教わることもあるというたとえ。背中に負ぶった子に浅瀬を教えられて川を無事に渡るという意から。
昨日の淵は今日の瀬
きのうのふちはきょうのせ
人の世の物事が定まりがたいということのたとえ。昨日まで深い淵だった所が、今日は浅い瀬になってしまったという意から。
沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり
しずむせあればうかぶせあり
人生にはいい時も悪い時もある。悪いことばかりが続くわけでないから、くよくよするなということ。
瀬を踏んで淵を知る
せをふんでふちをしる
前もって試して、どんな危険があるかを察知することのたとえ。まず浅瀬を渡ってみて、深い淵の位置を知るということから。
二八余りは人の瀬越し
にはちあまりはひとのせごし
十六歳頃は、人生を左右する大事な時期であるということ。「二八」は十六歳、「瀬越し」は重大な時期のこと。
身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ
みをすててこそうかぶせもあれ
自分の身を犠牲にする覚悟でやって、はじめて困難を解決する方法がみつかり、事を成就することができるということ。溺れかけたとき、水に身をまかせれば体が浮き上がり、浅瀬に立つことができるという意から。