「網」を含むことわざ
全10件
阿漕ゲ浦に引く網
あこぎがうらにひくあみ
人に隠れて行う事も、度重なると人に知れてしまうということのたとえ。「阿漕が浦」は三重県津市東部の海岸で、伊勢神宮に奉納する魚を捕るため一般人は禁猟区であったが、ある漁夫がたびたび密漁を行い捕らえられたということから。
網呑舟の魚を漏らす
あみ どんしゅうのうおをもらす
法の規制が及ばず、大悪人を取り逃がしてしまうことのたとえ。網の目が粗いために、舟を呑み込むほどの大魚を逃がしてしまうという意から。
網なくて淵を覗くな
あみなくてふちをのぞくな
十分な用意なしでは物事はうまくいかないというたとえ。また、努力もしないで人を妬んではいけないということ。網を持たずに淵を覗き込んでも、魚は捕れるわけがないという意から。
網にかかった魚
あみにかかったうお
逃げようとしても逃げ出せないことのたとえ。
網にかかるは雑魚ばかり
あみにかかるはざこばかり
悪事をはたらいても捕まるのは小物ばかりで、大物は巧みに逃げてなかなか捕まらないということ。
網の目に風たまらず
あみのめにかぜたまらず
無駄なこと、何の効果もないことのたとえ。網で風を防ごうとしても、風は網の目を通り過ぎていくことから。
網の目に風たまる
あみのめにかぜたまる
ありえないことのたとえ。風は網の目を通り抜けるはずなのに、網に風がたまっているという意から。
鰯網で鯨捕る
いわしあみでくじらとる
あるはずのないこと。思いがけない幸運や収穫を得たりすることのたとえ。
天網恢々疎にして漏らさず
てんもうかいかいそにしてもらさず
悪事を犯した者は必ず天罰を受けるということ。「恢々」は広大、「疎」は粗い意。天の網は広く、目が粗いように見えるが、絶対に網の目から漏らすことはないという意から。
用心に網を張る
ようじんにあみをはる
用心のうえに用心をすること。「用心に縄を張る」とも言う。