「若」を含むことわざ

全9件

いずれ菖蒲か杜若
いずれあやめかかきつばた
どちらもすぐれていて優劣をつけにくく、選択に迷うたとえ。菖蒲も杜若もよく似た美しい花で区別がむずかしいことから。
子を知ること父に若くはなし
こをしることちちにしくはなし
父親は子どもの長所や短所を誰よりもいちばんよく知っているということ。「若くはなし」は、及ぶものはないという意。
駟の隙を過ぐるが若し
しのげきをすぐるがごとし
月日が経つのが非常に早いことのたとえ。「駟」は四頭立ての馬車。時の流れは、四頭立ての速い馬車が走って行くのを、戸の隙間からのぞき見るのと同じようにあっという間に過ぎ去っていくという意から。
矯めるなら若木のうち
ためるならわかぎのうち
「矯める」は曲げたり伸ばしたりして良い形に直す意。樹木の枝などの形を整えるなら柔らかい若木のうちにせよということ。人間の悪い癖や欠点なども若いうちに直さないと、成長してからでは遅いというたとえ。
若い時旅をせねば老いての物語がない
わかいときたびをせねばおいてのものがたりがない
若い時に旅をしておかなければ、年をとってから人に話す話題がないということ。
若い時の苦労は買うてもせよ
わかいときのくろうはこうてもせよ
若い時の苦労は将来役に立つ貴重な経験となるから、自分から進んで苦労するほうがよいということ。
若い時は二度ない
わかいときはにどない
若い時代は二度とやってこないから、何でも思い切ってやってみるのがいいということ。
若木に腰掛けな
わかぎにこしかけな
若者は頼りにならないことのたとえ。また、将来性のある若者を踏みつけにするなということ。若い木は折れやすいから腰掛けてはいけないという意から。
若木の下で笠を脱げ
わかぎのしたでかさをぬげ
若木が将来どんな大木に育つのかわからないように、若者も将来どんなに偉くなるかわからないので、ばかにしないで敬意を表して接すべきだということ。