「薬」を含むことわざ

全27件

青葉は目の薬
あおばはめのくすり
青葉のみずみずしい緑色を見ると目の疲れが癒されるということ。
姉女房は身代の薬
あねにょうぼうはしんだいのくすり
夫より年上の妻は家計のやりくりもうまく、夫に尽くすので、家庭が円満であるということ。
医者の薬も匙加減
いしゃのくすりもさじかげん
何事も加減が大事だというたとえ。医者がどんなに良い薬を使っても、分量が適切でなければ効き目がないという意から。
一に看病二に薬
いちにかんびょう ににくすり
病気を治すためには、まず第一に行き届いた看病が重要で、薬はその次であるということ。
大きい薬缶は沸きが遅い
おおきいやかんはわきがおそい
大人物は大成するのに時間がかかるというたとえ。大きい薬缶は水がたくさん入るので沸騰するのに時間がかかるということから。
薬師は人を殺せど薬人を殺さず
くすしはひとをころせどくすりひとをころさず
物は使い方ひとつで、役にも立つし害にもなるということ。「薬師」は、医者のこと。薬によって人が死んだとしても、それを処方した医者が殺したのであって、薬が人を殺したのではないという意から。「薬人を殺さず、薬師人を殺す」ともいう。
薬は毒ほど効かぬ
くすりはどくほどきかぬ
よい事は、悪い事ほど強い影響を及ぼさないというたとえ。
薬は身の毒
くすりはみのどく
病気を治すための薬も、適量以上飲めばかえって体に悪いということ。
薬人を殺さず薬師人を殺す
くすりひとをころさず くすしひとをころす
物は使い方しだいで、役にも立つし害にもなるということ。「薬師」は、医者のこと。薬によって人が死んだとしても、薬が人を殺したのではなく、その罪はそれを処方した医者にあるという意から。「薬師は人を殺せど薬人を殺さず」ともいう。
薬も過ぎれば毒となる
くすりもすぎればどくとなる
どんなによいものでも、度が過ぎれば害になるというたとえ。病気を治すための薬も、適量以上のめば、害になるという意から。
薬より養生
くすりよりようじょう
病気になって薬に頼るより、普段から養生して健康を保つことが大事だということ。
恋の病に薬なし
こいのやまいにくすりなし
恋わずらいは病気ではないから治す薬はないということ。
甲の薬は乙の毒
こうのくすりはおつのどく
ある人にはためになることが、他のひとには毒になることもあるということ。物事の価値は人によって違うというたとえ。
酒は百薬の長
さけはひゃくやくのちょう
酒はほどよく飲めばどんな薬より効果があるということ。
自家薬籠中の物
じかやくろうちゅうのもの
いつでも自分の思うままににできる人・物のたとえ。また、すっかり身につけた知識や技術のたとえ。「自家」は自分、「薬籠」は薬箱のこと。自分の薬箱の薬のように、いつでも自分の思いのままに使えるものという意から。
上戸は毒を知らず下戸は薬を知らず
じょうごはどくをしらずげこはくすりをしらず
酒飲みは酒が体に害になることを知らずに飲み過ぎ、酒を飲めない者は酒の効用を知らない。つまり、酒は飲み方しだいで、毒にも薬にもなるということ。
立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花
たてばしゃくやく すわればぼたん あるくすがたはゆりのはな
美人の容姿や立ち居ふるまいを形容することば。
毒にも薬にもならない
どくにもくすりにもならない
害にもならないが役にも立たない、あってもなくてもいいもの、居ても居なくてもいい人のたとえ。
二階から目薬
にかいからめぐすり
思うようにいかず、もどかしいことのたとえ。また、回りくどくて効果のないことのたとえ。二階から階下の人に目薬をさそうとしても、上手くいかない意から。「天井から目薬」ともいう。
馬鹿に付ける薬はない
ばかにつけるくすりはない
愚かな者の頭を賢くする薬はない。愚か者は救いようがないということ。
薬餌に親しむ
やくじにしたしむ
病気がちなことのたとえ。「薬餌」は薬のことで、薬を常用する意から。
薬石効なし
やくせきこうなし
薬も治療法もいろいろ試してみたが効果がなく、回復のきざしがみられないということ。「薬石」は薬と石鍼(中国の昔の治療器具)のこと。薬石を用いて治療すること。転じて治療全般を指す。
薬石の言
やくせきのげん
薬や治療のように効き目のある言葉、忠告をいう。「薬石」は薬と石鍼(中国の昔の治療器具)のこと。薬石を用いて治療すること。転じて治療全般を指す。
薬籠中の物
やくろうちゅうのもの
自分の思うままににできる人・物のたとえ。また、すっかり身につけた知識や技術のたとえ。「薬籠」は薬箱のこと。薬箱の薬のように、自分の思いのままに使えるものという意から。「自家薬籠中の物」ともいう。
理屈と膏薬はどこへでも付く
りくつとこうやくはどこへでもつく
体のどこにでも付く膏薬のように、理屈はつけようと思えば、どんなことにでも、もっともらしくつけられるということ。
良薬は口に苦し
りょうやくはくちににがし
よく効く薬ほど苦くて飲みにくいこと。ためになる忠告ほど、当人は耳が痛くて聞きづらいというたとえ。
笑いは人の薬
わらいはひとのくすり
適度な笑いは心や身体に良いということ。