「拾」を含むことわざ

全9件

落とした物は拾い徳
おとしたものはひろいどく
落し物は不注意な落とし主の責任だから、拾った人の物にしてもかまわないということ。
火事あとの釘拾い
かじあとのくぎひろい
大損や浪費の後で、ささやかな節約をしても何の足しにもならないことのたとえ。火事で家屋敷を焼失した後で、役に立たない焼け釘を拾うという意から。
火中の栗を拾う
かちゅうのくりをひろう
他人の利益のために危険をおかすことのたとえ。猿におだてられた猫が、いろりの中で焼けている栗を拾おうとして大やけどをしたというラ‐フォンテーヌの寓話から。
木っ端を拾うて材木を流す
こっぱをひろうてざいもくをながす
小事にかまけて大事に失敗するたとえ。木のきれはしを集めて材木を流してしまうということから。
捨て物は拾い物
すてものはひろいもの
捨てられた物は、拾った者の得だということ。
捨てる神あれば拾う神あり
すてるかみあればひろうかみあり
人から見捨てられることもあれば、親切に助けてくれる人もいる。たとえ不運なことがあってもくよくよするなというたとえ。「捨てる神あれば助ける神あり」ともいう。
爪で拾って箕でこぼす
つめでひろってみでこぼす
苦労して蓄えたものを、一度に使い果たしてしまうたとえ。「箕」は穀物をふるうための道具。爪の先で拾うようにしてやっと集めたものを、箕で一度にこぼしてしまうという意から。
道に遺を拾わず
みちにいをひろわず
世の中が太平で人々が満ち足りた暮らしをしていることのたとえ。「遺」は落ちている物のことで、人々が落ちている物を拾おうとしないほど太平であるという意から。「道に遺ちたるを拾わず」ともいう。
焼け跡の釘拾い
やけあとのくぎひろい
大金を使ったあとで、わずかな節約をしたりけちったりすることのたとえ。焼け跡で釘を拾っても何の役にも立たない意から。