「争」を含むことわざ

全11件

争い果てての棒乳切り
あらそいはててのぼうちぎり
時機に遅れて、何の役にも立たないことのたとえ。「棒乳切り」は棒の切れ端の意。喧嘩が終わってから棒切れを持ち出しても、役に立たないという意から。「喧嘩過ぎての棒乳切り」ともいう。
鷸蚌の争い
いつぼうのあらそい
無益な争いをしている間に、第三者に利益を横取りされ共倒れになる愚かさのたとえ。「鷸」は鴫(しぎ)、「蚌」は蛤(はまぐり)の意。鴫と蛤が争っている間に、両方とも漁師に捕まってしまったという故事から。
甍を争う
いらかをあらそう
家々がすき間なく建ち並んでいるようす。「甍」は、屋根瓦のこと。家々が屋根瓦の高さを競うようにびっちり並んでいるという意から。
烏鷺の争い
うろのあらそい
碁を打つこと。黒い烏と白い鷺を碁石に見立て、黒と白の石で勝負を争うことから。
蝸角の争い
かかくのあらそい
狭い世界でのつまらないことにこだわった争いのこと。「蝸角」の蝸はかたつむり、角はつのの意。かたつむりの左右の角の上にある触国と蛮国が領土争いで戦ったという寓話による。「蝸牛、角上の争い」ともいう。
餓鬼の花争い
がきのはなあらそい
貧しい者が生活に関係ない趣味に熱中するたとえ。「餓鬼」は餓鬼道におち飢えと渇きに苦しんでいる亡者。餓鬼が食べられない花のことで争うことから。
蝸牛角上の争い
かぎゅう かくじょうのあらそい
狭い世界でのつまらない争いのこと。「蝸牛」はかたつむり。かたつむりの左右の角の上にある触国と蛮国が領土争いで戦ったという寓話による。
黒白を争う
こくびゃくをあらそう
どちらが正しいかをはっきりさせること。「黒白」は、善悪・是非・正邪の意。
宗旨の争い釈迦の恥
しゅうしのあらそいしゃかのはじ
仏教の教えはすべて釈迦が発しているのだから、宗派間の争いは開祖である釈迦の恥になるということ。宗派間の争いの愚かさをあざけっていう言葉。
水火の争い
すいかのあらそい
水と火のように正反対で相容れない非常に仲の悪い者同士の争いのたとえ。
冷たい戦争
つめたいせんそう
武力は用いないが、国同士が激しく対立している状態のこと。特に、第二次大戦後のアメリカと旧ソ連の対立をいう言葉。冷戦。また、表面には現さないが、両者が激しく張り合う緊張状態のたとえ。