「余」を含むことわざ
全14件
余り茶に福あり
あまりちゃにふくあり
余っている物の中にも、思いがけずよいものがあるということ。
余り物には福がある
あまりものにはふくがある
最後まで残っている物の中には、思いがけずよいものがあるということ。
かわいさ余って憎さが百倍
かわいさあまってにくさがひゃくばい
かわいいと思う気持ちが強ければ強いほど、いったん憎いと思いはじめると憎み方が特別に激しくなるということ。
窮余の一策
きゅうよのいっさく
追いつめられて困ったあげく、苦しまぎれに思いついた一つの方法のこと。「窮余」は、行き詰まった末という意。
後生は徳の余り
ごしょうはとくのあまり
一生懸命に徳を積めば、おのずと来世の安楽もかなえられるということ。また、現世の暮らしに余裕があってこそ、来世の安楽を祈ることができるということ。
凝っては思案に余る
こってはしあんにあまる
物事に熱中しすぎると、よい考えも浮かばなくなり、冷静な判断が出来なくなるということ。
才余りありて識足らず
さいあまりありてしきたらず
才能にあふれているのに見識が足りないということ。
信心は徳の余り
しんじんはとくのあまり
信心は生活にゆとりがあって初めてできるものだということ。
積善の家には必ず余慶あり
せきぜんのいえにはかならずよけいあり
善行を積み重ねた家には、その報いとしての幸せが必ず子孫におとずれるということ。「余慶」は、祖先の善行のおかげで、子孫に及ぶ幸福のこと。
日計足らずして歳計余りあり
にっけいたらずしてさいけいあまりあり
一見、利益が上がっていないように思えるが、長い目で見ると確実に利益があるということ。日々の計算では儲けがないように見えるが、一年を通じるとちゃんと利益があるという意から。
二八余りは人の瀬越し
にはちあまりはひとのせごし
十六歳頃は、人生を左右する大事な時期であるということ。「二八」は十六歳、「瀬越し」は重大な時期のこと。
人屑と縄屑は余らぬ
ひとくずとなわくずはあまらぬ
縄の切れ端でも何かの役に立つように、つまらない人間のようでも、その能力に応じて使い道があるということ。
余の辞書には不可能という言葉はない
よのじしょにはふかのうということばはない
自分には不可能なことはないということ、世の中には出来ないことなどないということ。「余」は「予」とも書く。通説としてナポレオンの言葉といわれている。
立錐の余地もない
りっすいのよちもない
人や物ががぎっしりと詰まってまったく余裕がない様子。錐を立てるほどの隙間もない意から。