「吠」を含むことわざ
全7件
一犬影に吠ゆれば百犬声に吠ゆ
いっけんかげにほゆればひゃっけんこえにほゆ
一人の人間がいいかげんなことを言うと、世間の多くの人が、それを真実として広めてしまうことのたとえ。一匹の犬が何かの影を見て吠え出すと、辺りの百匹の犬がそれにつられて吠え出すという意から。
犬の遠吠え
いぬのとおぼえ
弱い者や臆病な者が、陰で虚勢を張り陰口をたたくことのたとえ。弱い犬は、強い相手に対しては遠くから吠え立てることから。
食いつく犬は吠えつかぬ
くいつくいぬはほえつかぬ
自信や実力のある者はむやみに騒ぎたてないというたとえ。やたらに吠える犬は怖そうにみえても意気地が無いので噛みつかず、強い犬はむやみに吠えないという意から。
蜀犬日に吠ゆ
しょっけん ひにほゆ
無知なために、当たり前のことに疑いを抱いて騒ぎ立てるたとえ。また、見識が狭い人が他人のすぐれた言動を疑い、非難するたとえ。「蜀犬」は、中国の蜀地方にすむ犬のこと。山地で雨の降ることが多い蜀地方は、めったに日がささず、太陽が出ると犬が怪しんで吠えるということから。
所で吠えぬ犬はない
ところでほえぬいぬはない
自分の住まいで吠えない犬はいないように、弱い者でも自分の縄張りでは威張るということ。
能なし犬は昼吠える
のうなしいぬはひるほえる
才能のない者にかぎって必要のないときに大騒ぎしたり、大きなことを言ったりするというたとえ。
吠える犬はめったに噛みつかない
ほえるいぬはめったにかみつかない
虚勢を張って強そうなことを言う者にかぎって実力がないというたとえ。