「味」を含むことわざ
全17件
逢い戻りは鴨の味
あいもどりはかものあじ
一度別れた男女の仲が元に戻ると、その仲は前にもましてむつまじくなるということ。
医者と味噌は古いほどよい
いしゃとみそはふるいほどよい
医者は経験を積んだ年寄りのほうが信頼できるし、味噌は年月が経ったもののほうがおいしいということ。
いとこ同士は鴨の味
いとこどうしはかものあじ
いとこ同士の夫婦は、とても仲がよいということのたとえ。味がいい鴨肉のように、仲がいいという意から。
縁は異なもの味なもの
えんはいなもの あじなもの
男女の縁というものは、どこでどう結ばれるかわからず、予測のつかない不思議でおもしろいものだということ。「縁は異なもの」「縁は味なもの」と切り離してもいう。
糞も味噌も一緒
くそもみそもいっしょ
見た目が似ていれば、価値のある物もない物も、同じように扱うことのたとえ。「味噌も糞も一緒」ともいう。
食らえどもその味わいを知らず
くらえどもそのあじわいをしらず
何事も精神を集中しないと、身につかないというたとえ。ただ食べていたのでは、その食べ物の味はわからないという意から。
醍醐味
だいごみ
そのものが持つ本来の味わい、おもしろみ。「醍醐」は牛、羊の乳を精錬して作った濃厚な甘美な液体。
隣の糂汰味噌
となりのじんだみそ
他人の物はなんでもよく見えるというたとえ。「糂汰味噌」はぬかみそのこと。
匂い松茸味しめじ
においまつたけ あじしめじ
きのこの中で匂いがいいのは松茸、味がいいのはしめじ、とそれぞれの特長をいうことば。
女房と味噌は古いほどよい
にょうぼうとみそはふるいほどよい
何でも古いほど味わいが出て良いということ。味噌も古くなると熟成されて味がよくなり、妻も長年連れ添うと円満さも増していくということから。
糠味噌が腐る
ぬかみそがくさる
調子外れの下手な歌いぶりをからかうことば。
味方見苦し
みかたみぐるし
味方をひいきにし過ぎて公平さを欠くとみっともないということ。
味噌に入れた塩は他所へは行かぬ
みそにいれたしおはよそへはいかぬ
他人に尽くすことは、一見無駄のように見えても、結局は自分のためになるということ。味噌に入れた塩は、混じって見えなくなるが、味噌の味を調えるために役に立っているという意から。
味噌の味噌臭きは食われず
みそのみそくさきはくわれず
とかく専門家のようにふるまう人は、真にその道に達しているとはいえないということ。出来の悪い味噌は味噌臭くて食べられない、上等の味噌には味噌臭さがないという意から。
味噌も糞も一緒
みそもくそもいっしょ
良いものも悪いものも、同じように扱うことのたとえ。
味噌を付ける
みそをつける
失敗して面目を失うことのたとえ。
酔い醒めの水は甘露の味
よいざめのみずはかんろのあじ
酒に酔って眠ったあとに目覚めて飲む水は、甘露のようにおいしいということ。「甘露」とは中国の伝説で、めでたいしるしに天から降ったといわれる甘い水のこと。