「噛」を含むことわざ

全9件

兎も七日なぶれば噛みつく
うさぎもなぬかなぶればかみつく
おとなしい人でも、たびたび辱めを受けるとついには怒るというたとえ。おとなしい兎でも七日もいじめられればついには噛みつくというたとえ。
飼い犬に手を噛まれる
かいいぬにてをかまれる
日頃から特別に目をかけていた者や信用していた者に裏切られるたとえ。
噛み合う犬は呼び難し
かみあういぬはよびがたし
何かに熱中していると、他から何を言われても耳に入らないというたとえ。争って噛み合っている犬は、こちらの声が聞こえずいくら呼んでも来ないという意から。
噛む馬はしまいまで噛む
かむうまはしまいまでかむ
悪い癖は簡単には直らないことのたとえ。人を噛む癖のある馬は、死ぬまで噛むということから。
窮鼠猫を噛む
きゅうそ ねこをかむ
弱い者も追いつめられると、必死になって強い者に反撃することがあるというたとえ。追いつめられた鼠が、必死で猫にかみつくという意から。
酸いも甘いも噛み分ける
すいもあまいもかみわける
経験が豊かで、人の心の機微や世間の事情を知り尽くしているということ。酸っぱい物と甘い物を区別して味わい、いい点と悪い点をよく知っているということから。「酸いも甘いも知り抜く」ともいう。
苦虫を噛み潰したよう
にがむしをかみつぶしたよう
ひどく苦々しい表情のたとえ。「苦虫」は、噛めばさぞかし苦いだろうと想像される虫のこと。
吠える犬はめったに噛みつかない
ほえるいぬはめったにかみつかない
虚勢を張って強そうなことを言う者にかぎって実力がないというたとえ。
臍を噛む
ほぞをかむ
悔やんでも返らないことを悔やむたとえ。「臍」はへその意。自分の臍をかもうとしても及ばず、いらいらする意から。