「字」を含むことわざ
全10件
頭搔くか字を書くか
あたまかくかじをかくか
文字を書くのが苦手な者が、字を書かなければならくなり、困り果てている様子をからかっていう言葉。「搔く」と「書く」は語呂をあわせ。
一字の師
いちじのし
詩文などの適切でない点を訂正してくれた師のこと。中国唐の時代、斉己の「数枝開く」という詩句を「一枝開く」と一字改めた鄭谷を「一字の師」と呼んだという故事から。
一日一字を学べば三百六十字
いちにちいちじをまなべばさんびゃくろくじゅうじ
毎日少しずつでも怠らずに勉強を続ければ、積もり積もって大きな成果が得られるというたとえ。
一丁字を知らず
いっていじをしらず
無学でまったく字が読めないこと。「一丁字」は一個の文字のことで、文字を一字も知らないという意から。丁は个(か)の誤り。个は個・箇の意。
堪忍の忍の字が百貫する
かんにんのにんのじがひゃっかんする
怒りを耐え忍ぶ事は、大きな価値があるということ。じっと耐え忍ぶ「忍」の字には銭百貫の値打ちがあるという意から。
金字塔
きんじとう
後世に残るような偉大な業績のこと。本来は、金の字の形をした塔の意からピラミッドのこと。
思案の案の字が百貫する
しあんのあんのじがひゃっかんする
どんなことをするときも実行する前によく考えて、慎重を期すのが大事だというたとえ。「百貫」は昔の金銭の単位で一貫は千文。転じて価値あるもののたとえ。
人生字を識るは憂患の始め
じんせい じをしるはゆうかんのはじめ
人は字を覚え学問をするようになると、心を痛めることが多くなる。なまじ字を覚え学問を積むと、かえって心配したり悩んだりするようになるということ。
千金を買う市あれど一文字を買う店なし
せんきんをかういちあれどいちもんじをかうみせなし
文字を覚えるためには、自分で学ぶしかないというたとえ。市場ではどんな高価なものも買うことが出来るが、一つの文字も買える店はないという意から。
目に一丁字なし
めにいっていじなし
まったく字が読めないこと。「一丁字」は一個の文字で、文字を一字も読めないという意から。丁は个(か)の誤り。个は個・箇の意。