「川」を含むことわざ

全16件

浅い川も深く渡れ
あさいかわもふかくわたれ
物事を行う時は、注意を怠らず決して油断してはいけないということ。浅い川を渡る時も、深い川を渡る時のように注意して渡れという意から。
飛鳥川の淵瀬
あすかがわのふちせ
世の中は激しく移り変わり、定まりがたいということのたとえ。奈良県を流れている飛鳥川は、氾濫しやすく、淵と瀬が絶えず移り変わるという意から。「世の中は何か常なる飛鳥川昨日の淵ぞ今日は瀬になる」という歌から。「昨日の淵は今日の瀬」ともいう。
雨垂れは三途の川
あまだれはさんずのかわ
家から一歩出れば、どんな災難や危険が待ちかまえているかわからないということ。軒下から落ちる雨だれが、三途の川のように、あの世とこの世の堺だから、家から出たら十分注意せよという戒めのことば。
海魚腹から川魚背から
うみうおはらからかわうおせから
海の魚は腹から、川の魚は背から裂くのがよいということ。
落つれば同じ谷川の水
おつればおなじたにがわのみず
出発点は違っていても、行き着く先は同じだということ。また、人間も身分や貧富の差があっても、死ねば同じ土になるというたとえ。「雨霰雪や氷と隔つらん落つれば同じ谷川の水」という和歌から。
泳ぎ上手は川で死ぬ
およぎじょうずはかわでしぬ
自分の力を過信するあまり、得意なことで失敗することのたとえ。泳ぎの上手な人が、油断して川で死ぬことがあるという意から。
河童の川流れ
かっぱのかわながれ
どんな達人でも、たまには失敗することがあるというたとえ。泳ぎの得意な河童でも、時には水に押し流されることがあるという意から。
金槌の川流れ
かなづちのかわながれ
人に頭が上がらないことのたとえ。また、出世する見込みがないことのたとえ。水に入れた金槌は、柄は浮くが頭の部分は沈むことから。
川口で船を破る
かわぐちでふねをわる
成功の直前で失敗することのたとえ。長い航海を終えて港付近の川口で難破するという意から。また、出航時に川口で船を損なうという意から、物事の出だしで失敗することのたとえ。
川越して宿とれ
かわこしてやどとれ
先のことを考えて事前に対策を講じておけというたとえ。また、困難なことは後回しにせずに片付けておくべきだというたとえ。昔は大きな川には橋がなく、大雨が降ると渡れずに何日も足止めされることもあったので、宿を取るのは川を越してからにしろという意から。
川立ちは川で果てる
かわだちはかわではてる
人は得意なことほど油断して、かえって身を滅ぼすことがあるというたとえ。「川立ち」は、川のほとりで生まれ育った泳ぎ上手な人のこと。
川に水運ぶ
かわにみずはこぶ
むだなことのたとえ。
子供川端火の用心
こどもかわばた ひのようじん
子どもが川に落ちないように注意することと、火の用心をすることが大事だということ。
粋が川へはまる
すいがかわへはまる
その道ですぐれている専門家が、すぐれているためにかえって失敗することがあるというたとえ。
百川海に朝す
ひゃくせん うみにちょうす
利益のあるところには自然に多くの人が集まることのたとえ。「百川」はあらゆる川、「朝す」は集まるという意。
深い川は静かに流れる
ふかいかわはしずかにながれる
思慮深い人は決して騒ぎ立てず、冷静に行動するというたとえ。