「己」を含むことわざ

全13件

己に克ち礼に復る
おのれにかち れいにかえる
理性と意思の力で欲望に打ちかって、人間として守るべき礼に従って行動すること。「克己復礼」ともいう。
己に如かざる者を友とするなかれ
おのれにしかざるものをともとするなかれ
自分をより向上させるためには、自分より劣った者を友として交際すべきではないという教え
己の頭の蠅を追え
おのれのあたまのはえをおえ
人の世話をやくよりも、まず自分自身のことを始末せよということ。「頭の上の蠅を追え」「己が頭の蠅を追え」「人の蠅を追うより己の蠅を追え」ともいう。
己の欲する所を人に施せ
おのれのほっするところをひとにほどこせ
自分が他人にしてもらいたいことは、人にもしてやりなさいということ。
己の欲せざる所は人に施すこと勿れ
おのれのほっせざるところはひとにほどこすことなかれ
自分が他人からされたくないと思うことは、決して他人にしてはならないということ。
己を責めて人を責めるな
おのれをせめてひとをせめるな
自分の責任でさせたことを、人のせいにするなということ。徳川家康の遺訓から。
己を虚しゅうす
おのれをむなしゅうす
自分の我をすてて、謙虚で素直な気持ちになること。
己を以て人を量る
おのれをもってひとをはかる
人はとかく自分を基準にして、他人のことを判断しがちだということ。
女は己を説ぶ者のために容づくる
おんなはおのれをよろこぶもののためにかたちづくる
女は自分を愛してくれる男のために、よりいっそう念入りに化粧をし着飾ったりするということ。
彼を知り己を知れば百戦殆うからず
かれをしりおのれをしればひゃくせんあやうからず
敵と味方の情勢をしっかり把握して戦えば、何度戦っても負けることはないという意から。「殆うからず」は、危うくないという意。
酒なくて何の己が桜かな
さけなくてなんのおのれがさくらかな
花見に酒はつきもので、酒を飲まない花見はおもしろくないということ。
士は己を知る者の為に死す
しはおのれをしるもののためにしす
男子は自分の真価を認めてくれる者のためには、命さえ惜しまずに尽くすということ。「士は己を知る者の為に死し、女は己を説ぶ者の為に容づくる」と続く。
知己
ちき
自分のことをよく知ってくれている人。親友。または、単に知り合いのこと。