「帰」を含むことわざ
全12件
朝茶は七里帰っても飲め
あさちゃはしちりかえってものめ
朝の茶は一日の災難よけなので、飲み忘れて旅立ちしたら、たとえ七里の道を戻ってでも飲むべきだということ。
烏有に帰す
うゆうにきす
すっかりなくなってしまうこと。特に火事ですべてを無くしてしまうことをいう。「烏有」は漢文で「烏(いずくん)ぞ有らんや」と読み、全くないこと。
灰燼に帰す
かいじんにきす
跡形もなく燃え尽きてしまうこと。「灰燼」は灰と燃えかすの意。
画餅に帰す
がべいにきす
計画したことが失敗に終わることのたとえ。「画餅」は絵に書いた餅のことで、実際には食べられないという意から。
帰心矢の如し
きしん やのごとし
故郷や我が家に帰りたいと思う気持ちが募ること。
自然に帰れ
しぜんにかえれ
社会の因襲による悪影響から逃れ、人間本来の自然の状態に帰れということ。フランスの啓蒙思想家・小説家ジャン・ジャック・ルソーの言葉。
水泡に帰す
すいほうにきす
水の泡がはかなく消えるように、努力したことがまったく無駄に終わることのたとえ。
生は寄なり死は帰なり
せいはきなりしはきなり
人は仮にこの世に身を寄せて生きているのであり、死ねば本来いた所に帰るということ。
不帰の客となる
ふきのきゃくとなる
死ぬこと。「不帰」は、再び帰ってこないこと。
覆水盆に帰らず
ふくすい ぼんにかえらず
離縁した夫婦の仲はもとどおりにならないことのたとえ。また、一度してしまったことは取り返しがつかないというたとえ。中国の太公望が出世して斉に封ぜられた時、別れた妻に復縁を求められが、盆の水をひっくり返し、こぼれた水を元に戻せたら希望通りにしようと言ったという故事から。
星を戴いて出で星を戴いて帰る
ほしをいただいていで ほしをいただいてかえる
朝早くから夜遅くまで仕事に励むことのたとえ。まだ星の見える早朝に家を出て、夜空に星がきらめく頃に帰るということから。
行き大名の帰り乞食
ゆきだいみょうのかえりこじき
はじめに無計画に金を使い、あとでどうにもならなくなること。旅に出て、行きは大名のように贅沢に金を使い、帰りは旅費が足りなくなり乞食のようなみじめな思いをするという意から。