「恋」を含むことわざ

全16件

老いらくの恋
おいらくのこい
年老いてからの恋愛。「老いらく」は年をとること。
恋いたほど飽いた
こいたほどあいた
激しく恋すれば恋するほど早く飽きてしまう。恋というものは熱しやすくさめやすいということ。
恋に師匠なし
こいにししょうなし
恋の道は人から教えられるものではなく、年ごろになれば自然に覚えるものだということ。
恋に上下の隔てなし
こいにじょうげのへだてなし
恋愛には身分や地位の上下による分け隔てはないということ。
恋の遺恨と食べ物の遺恨は恐ろしい
こいのいこんとたべもののいこんはおそろしい
色欲と食欲にかかわる恨みは根深く恐ろしいということ。
恋の道には女がさかしい
こいのみちにはおんながさかしい
恋に関しては、女は男が足元にも及ばないほど知恵がはたらくということ。「さかしい」は賢い意。
恋の病に薬なし
こいのやまいにくすりなし
恋わずらいは病気ではないから治す薬はないということ。
恋の山には孔子の倒れ
こいのやまにはくじのたおれ
どんなにすぐれた人でも、色恋のこととなると思慮分別を失い、間違いを犯してしまうというたとえ。「孔子」は孔子(こうし)の呉音読み。
恋の闇
こいのやみ
恋をすると、まるで闇の中に迷い込んだように、思慮分別がつかなくなるということ。「恋路の闇」「恋の闇路」ともいう。
恋は曲者
こいはくせもの
恋は理性を失わせるから、恋をした人は常識では考えられないような、とんでもないことをするおそれがあるということ。
恋は思案の外
こいはしあんのほか
恋は理性を失わせるから、そのなりゆきは、常識や理屈でははかりしれないということ。「色は思案の外」「恋は分別の外」ともいう。
恋は仕勝ち
こいはしがち
恋は、周りの事情など考えずに、積極的に自分から仕掛けたほうがうまくいくということ。
恋は盲目
こいはもうもく
恋をすると、人は理性を失い、他の事が見えなくなるということ。
貧の盗みに恋の歌
ひんのぬすみにこいのうた
人間は必要に迫られれば、なんでもするというたとえ。貧乏すれば盗みも働くし、恋をすれば歌を詠むという意から。
悋気は恋の命
りんきはこいのいのち
やきもちを焼くのは、恋をしている証拠で焼かれなくなったらお終いだということ。
籠鳥雲を恋う
ろうちょうくもをこう
拘束された者が自由な境遇をうらやむことのたとえ。また、故郷を恋しく思うことのたとえ。籠の鳥が空の雲を恋しく思うという意から。