「愚」を含むことわざ
全10件
愚か者に福あり
おろかものにふくあり
愚か者は欲も野心もないので、人に恨まれたり憎まれたりすることもなく、平穏無事で幸福な人生を送ることができるということ。
愚公山を移す
ぐこう やまをうつす
忍耐強く努力を続ければ、何事もきっと成就するというたとえ。昔、中国で九十歳近い愚公という老人が、家の前にあって出入りの邪魔になる二つの山を崩し始めた。「私が死んでも子孫に引き継いで続ければいつか必ず出来る」と言った愚公の志に感動した天帝が、山を移してやったという故事から。
愚者の百行より知者の居眠り
ぐしゃのひゃっこうよりちしゃのいねむり
愚か者の数々の行いは、優れた人の居眠りにも及ばないということ。転じて、つまらないものが数多くあるより、よいものが少しあるほうがいいというたとえ。
愚者も一得
ぐしゃもいっとく
愚か者でも、たまにはいい考え方をすることがあるということ。「愚者にも一得」「愚者の一得」ともいう。
愚の骨頂
ぐのこっちょう
この上なく愚かなばからしいこと。
愚を守る
ぐをまもる
世の中をうまく渡るために、才知を隠して愚かなふりをすること。
経験は愚か者の師
けいけんはおろかもののし
愚か者に教えるには、実際に経験させてみるのがいいということ。経験の大切さをいった言葉。
小言八百愚痴千粒
こごとはっぴゃくぐちせんつぶ
ささいな小言や愚痴など、言っても仕方がないことを延々と言う人のことを評した言葉。
上知と下愚とは移らず
じょうちとかぐとはうつらず
生まれつき賢い者、また、生まれつき愚かな者はあとからの教育や環境で変わるものではないということ。「上知」はすぐれた知恵、「下愚」はきわめて愚かなこと。
大賢は愚なるが如し
たいけんはぐなるがごとし
本当に賢い人は知識をひけらかさないから、一見愚か者のように見えるということ。