「憎」を含むことわざ

全10件

愛多ければ憎しみ至る
あいおおければにくしみいたる
特別に可愛がられることが多ければ、それを妬み憎む者が必ずいるということ。
愛は憎悪の始め
あいはぞうおのはじめ
愛と憎しみは紙一重で、一歩間違えば愛情は憎悪に変わってしまう。愛情にも節度が必要だということ。
一に褒められ二に憎まれ三に惚れられ四に風邪ひく
いちにほめられにににくまれさんにほれられしにかぜひく
くしゃみについてのことわざ。一回なら誰かに褒められているし、二回は憎まれていて、三回は惚れられているが、四回は風邪をひく前兆である。
かわいさ余って憎さが百倍
かわいさあまってにくさがひゃくばい
かわいいと思う気持ちが強ければ強いほど、いったん憎いと思いはじめると憎み方が特別に激しくなるということ。
その罪を憎んでその人を憎まず
そのつみをにくんでそのひとをにくまず
犯した罪は憎むべきものだが、その罪を犯した人を憎んではいけないということ。
罪を憎んで人を憎まず
つみをにくんでひとをにくまず
犯した罪は憎むべきものだが、罪を犯した人を憎んではならないということ。
憎い憎いはかわいいの裏
にくいにくいはかわいいのうら
男女間の愛情表現は、わかりにくく微妙なもので憎いという表現も、裏を返せば、かわいいと言っている場合もあるということ。
憎まれっ子世に憚る
にくまれっこ よにはばかる
人から憎まれるような者にかぎって、世の中では幅をきかせているということ。「憚る」とは幅をきかすという意。「憎まれ子世に出る」「憎まれ子国にはびこる」ともいう。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い
ぼうずにくけりゃけさまでにくい
その人が憎いと、それに関係するすべてのものが憎くなるということ。僧侶が憎いと、着ている袈裟まで憎らしく思えてくるという意から。
見ぬが心憎し
みぬがこころにくし
物事は実際に見るまでの間、心の中で想像し期待するときが楽しいということ。「見ぬが花」ともいう。