「成」を含むことわざ
全22件
あるは厭なり思うは成らず
あるはいやなりおもうはならず
ものごとが思うようにいかないこと。自分を好きになってくれる相手は好きになれず、自分が思う相手はふりむいてくれないという意から。
家を道端に作れば三年成らず
いえをみちばたにつくればさんねんならず
他人の助言をいちいち聞いていると、何事もやり遂げることが出来ないというたとえ。道に面した場所に家を建てようとうると、人の口出しが多くてなかなか出来上がらないという意から。
一家の言を成す
いっかのげんをなす
その人独特の主張や学説を打ち立てること。「一家言を成す」ともいう。「一家言」は、独自の意見や主張のこと。
一将功成りて万骨枯る
いっしょうこうなりてばんこつかる
輝かしい功績をあげた人の陰には、多くの人の努力や苦労があるというたとえ。指導者だけが功名を得るのを嘆く言葉。一人の将軍が輝かしい功名をあげた陰には、犠牲となった一万人もの兵士の骨が戦場にさらされているという意から。
咳唾珠を成す
がいだ たまをなす
詩文の才能が優れていることのたとえ。「咳唾」は、せきとつば。咳と唾のように、何気なく口から出た言葉でさえ、珠玉のように美しい名句になっているという意から。
胸中成竹あり
きょうちゅう せいちくあり
事をするにあたって、あらかじめ成算があるというたとえ。胸中に、絵として完成した竹を思い浮かべて描きはじめるという意から。
勤勉は成功の母
きんべんはせいこうのはは
勤勉こそ成功を生み出す根本だということ。
喧嘩両成敗
けんかりょうせいばい
喧嘩や争いをした者を、理非を問わず、双方とも同じように処罰すること。「成敗」は、処罰の意。
功成り名遂げて身退くは天の道なり
こうなりなとげてみしりぞくはてんのみちなり
りっぱな仕事を成し遂げて名声を得たら、その地位にとどまらず退くのが、自然の摂理にかなった身の処し方であるということ。
志ある者は事竟に成る
こころざしあるものはことついになる
確固たる志を持っている者は、どんな困難があっても最後には必ず成功するということ。
三人市虎を成す
さんにん しこをなす
事実無根の風説も、多くの人が同じことを言えば、やがては信じられるようになることのたとえ。三人もの人が市に虎がいると言えば、事実でなくても信じ込んでしまうという意から。「市に虎あり」「三人虎を成す」ともいう。
三人虎を成す
さんにん とらをなす
事実無根の事柄でも、多くの人が同じことを言えば、ついに信じられるようになることのたとえ。三人もの人が町に虎がいると言えば、事実でなくても信じ込んでしまうという意から。「市に虎あり」「三人市虎を成す」ともいう。
失敗は成功のもと
しっぱいはせいこうのもと
失敗しても、その原因を反省し改めていくことによって、成功につながるということ。「失敗は成功の母」ともいう。
少年老い易く学成り難し
しょうねんおいやすくがくなりがたし
年月は油断しているうちに、たちどころに過ぎ、すぐに年をとってしまう。学問を修めるのは難しいので、若いうちから時間を無駄にせず勉学に励めというおしえ。
成蹊
せいけい
徳のある人のところには自然と人が集まってくるということ。
精神一到何事か成らざん
せいしんいっとう なにごとかならざん
全精神を集中して懸命におこなえば、どのような難事でも成し遂げることが出来るということ。
創業は易く守成は難し
そうぎょうはやすくしゅせいはかたし
新しく事業を始めることはたやすいが、その事業を受け継いで守ることは難しいということ。唐の太宗が「創業と守成のどちらが難しいか」と尋ねたときに、魏徴が「守成」と答えたという故事に基づく。
大功を成す者は衆に謀らず
たいこうをなすものはしゅうにはからず
大事業を成し遂げる者は、周囲の意見を聞いたり相談したりせず、自分の判断で事を行うということ。
桃李もの言わざれども下自ずから蹊を成す
とうりものいわざれどもしたおのずからけいをなす
徳のある人のもとへは、自然に人々が集まることのたとえ。桃や李(すもも)は何も言わないが、花や実に惹かれて人が集まり、木の下には自然に小道ができるという意から。「蹊」は、小道のこと。「成蹊」ともいう。
水到りて渠成る
みずいたりてきょなる
学問を究めればおのずから徳が備わってくるということ。また、時期が来ればものごとは自然に成就することもいう。「渠」は溝のことで、水が流れれば自然に溝が出来る意から。
門戸を成す
もんこをなす
一家を興すたとえ。また、一派をつくるたとえ。「門戸を張る」「門戸を構える」ともいう。
門前市を成す
もんぜんいちをなす
権勢や名声を慕い、訪れる人が非常に多いたとえ。門の前に人が大勢集まってまるで市場のようであるという意から。