「押」を含むことわざ
全10件
頭押さえりゃ尻上がる
あたまおさえりゃしりあがる
両方うまくはいかないということ。頭を押さえれば尻が持ち上げるように、一方がうまくいけば、もう片方がうまくいかなくなるということから。
一押し二金三男
いちおし にかね さんおとこ
女性をくどくには、第一が押しの強さ、二番目が金の力、男ぶりのよさは三番目だということ。
甲張り強くして家押し倒す
こうばりつよくしていえおしたおす
よかれと思ってしたことも、度を越すと、かえって悪い結果を招いてしまうというたとえ。「甲張り」は「勾張り」とも書き、家などが倒れないようにあてがう材木のこと。家が倒れないようにあてがった材木が強すぎて、逆に家を押し倒してしまうという意から。
根太は敵に押させよ
ねぶとはかたきにおさせよ
根太は憎しみを込めるかのように、力いっぱい強く押して膿を出さないと治らないということ。「根太」はおできの一種。
暖簾に腕押し
のれんにうでおし
手ごたえも張り合いもないことのたとえ。「腕押し」とは腕相撲のことで、暖簾のように力も争う意思もない相手と腕相撲をしても、何の手ごたえもないという意から。
瓢箪で鯰を押さえる
ひょうたんでなまずをおさえる
とらえどころがなく、いっこうに要領を得ないこと。つるつるした瓢箪で、ぬるぬるした鯰を押さえようとする意から。略して「瓢箪鯰」ともいう。
帆掛け船に艪を押す
ほかけぶねにろをおす
勢いのあるものに、さらに力を加えることのたとえ。帆に風を受けて走る舟に、さらに艪を使うという意から。
目白押し
めじろおし
たくさんの人や物が込み合って並ぶこと。鳥の目白が仲間と枝にとまるとき、押し合うように並ぶ習性があることから。
横車を押す
よこぐるまをおす
道理に合わないことを無理に押し通すこと。車を無理やり横に押して動かそうとする意から。
艪を押して櫂は持たれぬ
ろをおしてかいはもたれぬ
艪を漕ぎながら櫂を操ることはできないように、一人で同時に二つのことはできないというたとえ。