「朝」を含むことわざ

全30件

朝雨と女の腕捲り
あさあめとおんなのうでまくり
朝の雨はすぐにやむから、女の腕まくりと同様恐れるに足りないということ。「俄雨(にわかあめ)と女の腕捲り」ともいう。
朝雨に傘いらず
あさあめにかさいらず
朝の雨はすぐにやむということ。
朝起き千両夜起き百両
あさおきせんりょうよおきひゃくりょう
朝早く起きて仕事をするほうが、夜働くより能率が上がり得だということ。
朝起きは三文の徳
あさおきはさんもんのとく
朝早く起きるとなにかしらいい事があるということ。「徳」は「得」と同じ。
朝顔の花一時
あさがおのはないっとき
物事の盛りが短く、はかないことのたとえ。朝咲いた朝顔の花が昼を待たずにしぼんでしまうことから。
朝駆けの駄賃
あさがけのだちん
とても簡単にできることのたとえ。「駄賃」は駄馬で荷物を運ぶ料金のことで、朝は馬も元気で少しくらいの荷物は間単に運べるという意から。
朝酒は門田を売っても飲め
あさざけはかどたをうってものめ
朝酒は格別おいしいので、少々無理をしてでも飲むべきだということ。「門田」は家の門前にある田の意。
朝題目に宵念仏
あさだいもくによいねんぶつ
しっかりとした考えをもたないことのたとえ。朝は日蓮宗の南無妙法蓮華経の題目を唱え、夕方は浄土宗の南無阿弥陀仏の念仏を唱えるという意から。
朝茶は七里帰っても飲め
あさちゃはしちりかえってものめ
朝の茶は一日の災難よけなので、飲み忘れて旅立ちしたら、たとえ七里の道を戻ってでも飲むべきだということ。
朝虹は雨夕虹は晴れ
あさにじはあめゆうにじははれ
朝に虹が出るとその日は雨、夕方の虹は翌日が晴れになるということ。
朝寝八石の損
あさねはちこくのそん
朝寝坊は万事につけて損が多いというたとえ。一石は百升で約百八十リットル。
朝寝坊の宵っ張り
あさねぼうのよいっぱり
朝は遅くまで寝ている人は、夜遅くまで起きていてることが多いということ。また、それが習慣になっている人のこと。
朝の果物は金
あさのくだものはきん
朝食べる果物は、胃腸の働きをよくし、体の目覚めを促すため、健康によいということ。
朝の来ない夜はない
あさのこないよるはない
ものごとは必ずいつか、よい方へ変わるということ。「夜の明けない朝はない」ともいう。
朝のぴっかり姑の笑い
あさのぴっかりしゅうとめのわらい
当てにならないことのたとえ。朝さんさんと日がさして天気がよいのと、姑の笑顔は変わりやすく当てにはできないという意から。
朝の一時は晩の二時に当たる
あさのひとときはばんのふたときにあたる
朝は仕事がはかどるので、なるべく早く起きて働けということ。「一時」は昔の時刻の数え方で、約二時間。「二時」はその倍の約四時間で、朝の仕事は夜の仕事の二倍に相当するという意から。
朝日が西から出る
あさひがにしからでる
絶対に起こるはずがないことのたとえ。
朝飯前のお茶漬け
あさめしまえのおちゃづけ
ものごとが容易にできることのたとえ。朝飯前の空腹時に食べるお茶漬けは、さらさらと簡単に食べられるということから。
朝に紅顔ありて夕べに白骨となる
あしたにこうがんありてゆうべにはっこつとなる
無常のこの世では、人の生死は予測できないということ。朝血色のよい顔をしていた人が、夕方には死んで白骨となるという意から。
朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり
あしたにみちをきかばゆうべにしすともかなり
朝に人の生きるべき道を悟ることができれば、その夕方に死んだとしてもかまわないということ。
朝に夕べを謀らず
あしたにゆうべをはからず
事態が切迫していて、余裕がないことのたとえ。朝にその日の夕方のことを考えるゆとりがないという意から。
一日の計は朝にあり一年の計は元旦にあり
いちにちのけいはあさにありいちねんのけいはがんたんにあり
一日の計画は朝のうちに立て、一年の計画は元旦に立てよということ。
客の朝起き
きゃくのあさおき
泊り客が、その家の人より早く起きるのは対応に困って迷惑するということ。「客の朝起き宿の迷惑」ともいう。
子馬の朝駆け
こうまのあさがけ
はじめは元気がよいが、終わりまで続かないことのたとえ。子馬は出発した朝は元気よく走るが、やがて疲れてしまうことから。「駒の朝走り」ともいう。
乞食の朝謡
こじきのあさうたい
乞食は暇なので朝からのんびり謡をうたい、普通の人より気楽な生活をしているということ。
駒の朝走り
こまのあさばしり
はじめに元気がよすぎると、最後まで続かないことのたとえ。「駒」は、馬のこと。馬は出発した朝は元気よく走るが、やがて疲れてしまう元気がなくなることから。「子馬の朝駆け」ともいう。
酒と朝寝は貧乏の近道
さけとあさねはびんぼうのちかみち
酒を飲み過ぎ、朝寝をして怠けていれば、たちまち貧乏になってしまうということ。
人生朝露の如し
じんせい ちょうろのごとし
人生は朝日が射せばたちまち消えてしまう露のようにはかないものだということ。
百川海に朝す
ひゃくせん うみにちょうす
利益のあるところには自然に多くの人が集まることのたとえ。「百川」はあらゆる川、「朝す」は集まるという意。
宵っ張りの朝寝坊
よいっぱりのあさねぼう
夜遅くまで起きていて、朝は遅くまで寝ていること。また、そういう習慣のひと。