「枯」を含むことわざ
全8件
一将功成りて万骨枯る
いっしょうこうなりてばんこつかる
輝かしい功績をあげた人の陰には、多くの人の努力や苦労があるというたとえ。指導者だけが功名を得るのを嘆く言葉。一人の将軍が輝かしい功名をあげた陰には、犠牲となった一万人もの兵士の骨が戦場にさらされているという意から。
枝を伐って根を枯らす
えだをきってねをからす
手近なところから処理していき、順次に根本まで始末することのたとえ。木を枯らす時には、いきなり根に手を加えず、まず枝を切り落として最後に根を枯らすのがよいという意から。
尾羽打ち枯らす
おはうちからす
落ちぶれて、みすぼらしい姿になることのたとえ。鷹の尾と羽が傷ついてぼろぼろになるという意から。
枯れ木に花
かれきにはな
いったん衰えたものが、再び勢いを得て栄えることのたとえ。「枯れ木に花咲く」ともいう。
枯れ木も山の賑わい
かれきもやまのにぎわい
つまらないものでも、ないよりはあったほうがましだというたとえ。枯れ木でもいくらかは山に風情を添えるという意で、自分のことをへりくだって言う言葉。
沈丁花は枯れても香し
じんちょうげはかれてもかんばし
もともと良いものは、たとえ盛りが過ぎても値打ちがあるというたとえ。沈丁花は枯れてもなおよい香りがするということから。
根浅ければ則ち末短く本傷るれば則ち枝枯る
ねあさければすなわちすえみじかく もとやぶるればすなわちえだかる
基礎がしっかりしていない物事は発展せず、いずれ衰えるということのたとえ。「末」は枝や葉、「本」は幹こと。根が十分張っていなければ枝葉も成長しない、幹がいためば枝も枯れるという意から。
幽霊の正体見たり枯れ尾花
ゆうれいのしょうたいみたりかれおばな
怖いと思っていると、何でもないものまで恐ろしく見えてしまうことのたとえ。また、正体がわかると、怖かったものも何でもなくなるということ。「尾花」はススキの穂で、幽霊だと思って恐れていたものが、よく見ると枯れたススキの穂だったという意から。