「欲」を含むことわざ

全18件

己の欲する所を人に施せ
おのれのほっするところをひとにほどこせ
自分が他人にしてもらいたいことは、人にもしてやりなさいということ。
己の欲せざる所は人に施すこと勿れ
おのれのほっせざるところはひとにほどこすことなかれ
自分が他人からされたくないと思うことは、決して他人にしてはならないということ。
親の欲目
おやのよくめ
わが子かわいさのあまり、親が自分の子を実際より高く評価しようとすること。
樹静かならんと欲すれども風止まず
きしずかならんとほっすれどもかぜやまず
親孝行をしようと思う時に、親はもうこの世にいなくてままならないというたとえ。樹木が静かに立っていようとしても、風が止まないので静かになれない意から。
心の欲する所に従えども矩を踰えず
こころのほっするところにしたがえどものりをこえず
自分の心の思うままに行動しても、決して道徳から外れないということ。
後生大事や金欲しや死んでも命のあるように
ごしょうだいじやかねほしやしんでもいのちのあるように
来世の安楽を願いながら、現世の金も欲しいと、あれもこれも願う人間の強欲さのたとえ。
信心も欲から
しんじんもよくから
信心も、結局はよいご利益を欲するためということ。
大欲は無欲に似たり
たいよくはむよくににたり
大きな望みを持つものは、小さな利益にはこだわらないので、一見欲がないようにみえるということ。また、あまりに欲深いものは、欲に目がくらんで損を招き、結局無欲のものと同じ結果になるということ。
欲と相談
よくとそうだん
欲得ずくで行動すること。
欲と道連れ
よくとみちづれ
欲につられて行動すること。「欲と二人連れ」ともいう。
欲に頂なし
よくにいただきなし
人間の欲望には限りがないということ。
欲には目見えず
よくにはめみえず
欲のために理性を失い、善悪の判断ができなくなること。「欲に目が眩む」ともいう。
欲に目が眩む
よくにめがくらむ
欲のために理性を失い、正常な判断ができなくなること。「欲には目見えず」ともいう。
欲に欲がつく
よくによくがつく
欲というものは、いくら満足させても限りがないということ。
欲の熊鷹股裂くる
よくのくまたか またさくる
あまり欲張ると、災いを招くというたとえ。二頭の猪をつかんだ熊鷹が、左右に逃げようとした猪を放さなかったために、熊鷹の股が裂けてしまったという話から。
欲の世の中
よくのよのなか
世の中は全て欲得で動いているということ。
欲は身を失う
よくはみをうしなう
欲張りは身を滅ぼすもとであるということ。
欲を知らねば身が立たぬ
よくをしらねばみがたたぬ
人並みに欲望がなければ、暮らしていくことはできないということ。