「海」を含むことわざ
全23件
海驢の番
あしかのばん
交代で寝て、不寝番を置くことのたとえ。海驢は用心深く、陸に上がって寝る時も必ず見張り役を置くことから。
井の中の蛙大海を知らず
いのなかのかわずたいかいをしらず
他に広い世界があることを知らずに、自分の周りの狭い見識や知識にとらわれている人を嘲笑する言葉。小さな井戸にすむ蛙は、大きな海があることを知らないという意から。
海魚腹から川魚背から
うみうおはらからかわうおせから
海の魚は腹から、川の魚は背から裂くのがよいということ。
海に千年山に千年
うみにせんねんやまにせんねん
経験豊富で抜け目なく悪賢いこと。また、そういう人のこと。海に千年、山に千年住んだ大蛇は竜になるという言い伝えから。「海千山千」ともいう。
海の事は漁師に問え
うみのことはりょうしにとえ
その道のことは、その道の専門家に相談するのが最善の方法だということ。
海の物とも山の物ともつかぬ
うみのものともやまのものともつかぬ
この先どうなるか見当がつかないこと。また、正体がわからないこと。
貝殻で海を量る
かいがらでうみをはかる
貝殻で海の水を汲み、その水の量で海の大きさを量ろうとすること。自分の狭い見聞や浅薄な知識で、大きな問題を論じる浅はかさをたとえていう。
海賊が山賊の罪をあげる
かいぞくがさんぞくのつみをあげる
自分の悪行は棚に上げて他人の悪行を非難するたとえ。また、同類であっても利害が共通しない者は敵対するということ。「山賊の罪を海賊があげる」ともいう。
海中より盃中に溺死する者多し
かいちゅうよりはいちゅうにできしするものおおし
海で溺れて死ぬ人より酒の飲みすぎで死ぬ人の方が多いということ。
海棠の睡り未だ足らず
かいどうのねむりいまだたらず
眠り足らず酔いのさめきらない美人の、なまめかしい姿の形容。「海棠」は、春に薄紅色の美しい花が咲く庭木。玄宗皇帝が楊貴妃を評した言葉から。
河海は細流を択ばず
かかいはさいりゅうをえらばず
度量の広い大人物は、どんな人でも受け入れるというたとえ。「河」は黄河のこと。黄河や大きな川はどんな小さな流れでも差別なく受け入れるという意から。
飢饉は海から
ききんはうみから
海の不漁は飢饉の前兆であるということ。
車は海へ舟は山
くるまはうみへふねはやま
物事がさかさまなことのたとえ。
雀海に入って蛤となる
すずめ うみにいってはまぐりとなる
思いがけない変化があることのたとえ。晩秋の海辺で騒ぐ雀が蛤になるという中国の古い俗信から。
滄海の一粟
そうかいのいちぞく
広大なものの中のきわめて小さいもののたとえ。また、宇宙における人間の存在のはかなさのたとえ。「滄海」は青い大海、「一粟」は一粒の粟のことで大海に浮かぶ一粒の粟という意味。
滄海変じて桑田となる
そうかいへんじてそうでんとなる
世の中の移り変わりが激しいことのたとえ。「滄海」は青い大海のことで、大海原が桑畑に変わってしまうという意から。「桑田変じて滄海となる」ともいう。
桑田変じて滄海となる
そうでんへんじてそうかいとなる
世の中の移り変わりが激しいことのたとえ。「滄海」は青い大海のことで、桑畑が大海原に変わってしまうという意から。「滄海変じて桑田となる」ともいう。
大海の一滴
たいかいのいってき
大きな海の中の一滴の水のように、果てしなく広いところにきわめて小さなものがあることのたとえ。
大海は芥を択ばず
たいかいはあくたをえらばず
度量が広くどんな相手でもすべて受け入れるというたとえ。「芥」はごみのことで、大海は川からごみが流れ込むことを気にせず受け入れるという意味。
大海を手で塞ぐ
たいかいをてでふさぐ
とうてい出来るはずがない不可能なことをするたとえ。大海の水を手で堰き止めようとする意味。
父の恩は山よりも高く母の恩は海よりも深し
ちちのおんはやまよりもたかく ははのおんはうみよりもふかし
父母の恩は広大で深いということ。両親の愛情をわかりやすくたとえたもの。
百川海に朝す
ひゃくせん うみにちょうす
利益のあるところには自然に多くの人が集まることのたとえ。「百川」はあらゆる川、「朝す」は集まるという意。
艪櫂の立たぬ海もなし
ろかいのたたぬうみもなし
どんなに困難なことでも、努力すればなんとかなるものだというたとえ。どんなに広い海でも艪や櫂が使えない海はないから、船を漕いで渡ることができるという意から。