「理」を含むことわざ
全18件
親の恩より義理の恩
おやのおんよりぎりのおん
親から受けた恩より、恩義を受けた人に報いるほうが先決だということ。
義理と褌欠かされぬ
ぎりとふんどし かかされぬ
男が常に身につけている褌のように、世間に対する義理は欠くことのできない大事なものだということ。
義理張るより頬張れ
ぎりばるよりほおばれ
義理を欠くまいと無理な付き合いをするより、自分の利益や暮らしを優先せよということ。
乞食にも三つの理屈
こじきにもみっつのりくつ
どんな人でも、その人なりの言い分や理屈があるということ。
道理に向かう刃なし
どうりにむかうやいばなし
どんな無法者でも道理に勝てないということ。
道理百遍義理一遍
どうりひゃっぺん ぎりいっぺん
ものの道理を百回聞かせるよりも、たった一度、義理を尽くした行いを見せるほうが、人の心を動かすことができるということ。
盗人にも三分の理
ぬすびとにもさんぶのり
どんなことでも、こじつければ理屈はつけられるというたとえ。盗みは悪いことだが、それを正当化する三分ほどの理屈があるという意から。「泥棒にも三分の道理」「盗人にも一理屈」ともいう。
腹立てるより義理立てよ
はらたてるよりぎりたてよ
腹の立つことがあっても、我慢して義理を大切にしたほうが自分のためになるということ。
無理が通れば道理引っ込む
むりがとおればどうりひっこむ
理に合わないことが通用するような世の中では、道理にかなったことは行われなくなるということ。
無理も通れば道理になる
むりもとおればどうりになる
理屈に合わないことでも強引に押し通してしまえば、それが正しいことのように通用してしまうということ。
理外の理
りがいのり
普通の道理では判断することの出来ない難しい道理。「理外」は理屈だけでは説明のつかないことで、常識を超えた理の意から。
理屈上手の行い下手
りくつじょうずのおこないべた
理屈を言うのは上手だが、いざ実践となるとさっぱりだめなこと。
理屈と膏薬はどこへでも付く
りくつとこうやくはどこへでもつく
体のどこにでも付く膏薬のように、理屈はつけようと思えば、どんなことにでも、もっともらしくつけられるということ。
理屈を言えば腹が立つ
りくつをいえばはらがたつ
自分の正当性を主張しても腹が立つばかりだから、理屈にこだわず適当に妥協したほうが得策であるということ。
理詰めより重詰め
りづめよりじゅうづめ
相手を理屈で納得させようとするより、重箱に詰めたご馳走でもてなす方が事がうまく運ぶということ。
理に勝って非に落ちる
りにかってひにおちる
理屈では相手に勝っても、実質上は負けたと同様の不利な立場に陥ること。「理に勝って非に負ける」とも言う。
連理の枝
れんりのえだ
夫婦や男女の仲がきわめてむつまじいことのたとえ。「理」は木目の意で、木の枝が別の木とつながって木目が連なっているということから。詩人、白居易の「天に在りては願わくは比翼の鳥とならん。地に在りては願わくは連理の枝とならん」から。
論に負けても理に勝つ
ろんにまけてもりにかつ
議論では言い負かされても、ものの道理では自分のほうが正しいということ。