「用」を含むことわざ

全18件

いらぬ物も三年立てば用に立つ
いらぬものもさんねんたてばようにたつ
今は必要ない物でも、いつか役に立つことがあるので、むやみに捨てないほうがいいということ。今は不用の物でも、三年も取っておけば役に立つ機会があるという意から。
運用の妙は一心に存す
うんようのみょうはいっしんにそんす
何事もその機能をうまく活用するためには、それを用いる人の心ひとつにかかるということ。
火事あとの火の用心
かじあとのひのようじん
時機に遅れて役に立たないことのたとえ。火事を出してしまってから火の用心をしても間に合わないという意から。
寒に帷子土用に布子
かんにかたびら どようにぬのこ
物事が逆さまであること。また、季節はずれで役に立たないことのたとえ。「帷子」は裏地をつけない夏物の衣類、「布子」は木綿の綿入れのこと。冬の寒い時に単衣の帷子を着、暑い時に綿入れを着るということから、物事が逆になることのたとえ。また、時節はずれのたとえ。「土用布子に寒帷子」ともいう。
器用貧乏人宝
きようびんぼうひとたから
器用な人は、人の役に立って重宝がられるが、自分はいっこうにうだつが上がらず貧乏するということ。「細工貧乏人宝」ともいう。
子供川端火の用心
こどもかわばた ひのようじん
子どもが川に落ちないように注意することと、火の用心をすることが大事だということ。
材大なれば用を為し難し
ざい だいなればようをなしがたし
材木が大きすぎると使いづらいという意味。転じて、立派すぎる人物は世の中になかなか受け入れられないというたとえ。
獅子は兎を撃つに全力を用う
ししはうさぎをうつにぜんりょくをもちう
実力のあるものは、小さなことにも手を抜かず何事にも全力で向かうということ。
雪駄の土用干し
せったのどようぼし
ふんぞり返って、偉そうに歩く者をあざけっていう言葉。雪駄を土用の頃日に干すと反り返るところから。
捕らぬ狸の皮算用
とらぬたぬきのかわざんよう
当てにならないことを当てにして計画を立てることのたとえ。まだ捕まえていない狸の皮の価格を計算することから。
長居は無用
ながいはむよう
その場に長く居るのはよくないので、早々に引き上げたほうがよいということ。
無用の長物
むようのちょうぶつ
あっても何の役に立たず、かえって邪魔になるもののたとえ。「長物」は長すぎて用をなさないものの意から、無駄なもののこと。
無用の用
むようのよう
役に立たないと思われているものが、かえって大いに役に立つということ。「不用の用」ともいう。
儲けぬ前の胸算用
もうけぬまえのむなざんよう
不確かな事柄に期待をかけて、計画を立てることのたとえ。
用ある時の地蔵顔用なき時の閻魔顔
ようあるときのじぞうがお ようなきときのえんまがお
人にものを頼む時はお地蔵様のようにやさしいにこにこ顔をするが、用事がない時は閻魔様のように不機嫌な顔つきになるということ。
用心に網を張る
ようじんにあみをはる
用心のうえに用心をすること。「用心に縄を張る」とも言う。
用心は臆病にせよ
ようじんはおくびょうにせよ
用心はし過ぎるということはない。臆病なくらいに用心せよということ。
禍も三年経てば用に立つ
わざわいもさんねんたてばようにたつ
時が経てば、災いが幸いに転じることもある。どんなものでも、役に立たないものはないというたとえ。