「笠」を含むことわざ

全8件

会った時は笠をぬげ
あったときはかさをぬげ
知り合いに会った時は、まず挨拶をしなさいということ。礼儀の大切さを説いた教え。
姉は菅笠妹とは日傘
あねはすげがさ いもとはひがさ
女性は嫁ぎ先しだいで、境遇に大きな差が出てくるということ。「菅笠」は農作業でかぶる笠。「日傘」は盛装などの時にさす日除けの傘。同じ家で育った姉妹でも、嫁ぎ先によって、菅笠をかぶってあくせく働いたり、日傘をさして優雅に出掛けたりと、違う境遇になるということから。
雨晴れて笠を忘れる
あめはれてかさをわすれる
苦しみが過ぎれば、すぐに受けた恩を忘れてしまうことのたとえ。雨がやむと、役に立った笠のことを忘れるという意から。
笠に着る
かさにきる
権力のある者を頼みにしていばったり、勝手なふるまいをすること。
門に入らば笠を脱げ
もんにいらばかさをぬげ
礼儀の大切さを教えた言葉。また、礼儀は適切な場所で行えというたとえ。人の家の門内に入ったら笠を脱ぐのが礼儀だということから。
夜目遠目笠の内
よめ とおめ かさのうち
夜見るとき、遠くから見るとき、笠に隠れた顔の一部をちらりと見るときは、人の顔が実際より美しく見えるということ。女性について言うことが多い。
若木の下で笠を脱げ
わかぎのしたでかさをぬげ
若木が将来どんな大木に育つのかわからないように、若者も将来どんなに偉くなるかわからないので、ばかにしないで敬意を表して接すべきだということ。
我が物と思えば軽し笠の雪
わがものとおもえばかるしかさのゆき
つらいことも苦しいことも、自分のためだと思えば苦にならないものだというたとえ。笠に降り積もる重い雪も自分のものだと思えば軽く感じられるという意から。江戸時代の俳人、宝井其角の句「我が雪と思へば軽し笠の上」から。