「筆」を含むことわざ
全6件
意到りて筆随う
いいたりてふでしたがう
思いのままに筆が動いて文章が書けること。自分が書く気になれば、筆がひとりでに随ってくるという意から。
弘法筆を択ばず
こうぼう ふでをえらばず
名人・達人と呼ばれる人は、どんな道具を使っても良い成果をあげるというたとえ。書の名人の弘法大師は、筆のよしあしを選ばず常にりっぱな字を書いたことから。
弘法にも筆の誤り
こうぼうにもふでのあやまり
いかにすぐれた人物でも、時には失敗することがあるというたとえ。弘法大師のような書の名人でも、時には書き損じることもあるということから。
春秋の筆法
しゅんじゅうのひっぽう
物事を厳格に批判する態度。また、間接の原因を直接の原因のように言う表現方法。「春秋」は、中国の歴史書で孔子が加筆し、その書き方が厳正だったことから。
墨は餓鬼に磨らせ筆は鬼にとらせよ
すみはがきにすらせふではおににとらせよ
墨を磨るときは飢えて力のない餓鬼のように力を入れず、筆を使って書くときには鬼のように力を込めるのがよいということ。
能書筆を択ばず
のうしょふでをえらばず
書にすぐれた人は筆のよしあしに関係なく、どんな筆を使ってもすぐれた字を書くということ。